第7回:家に住むまでが家づくり。
さてさてさて。
順調に工事も進み、
大工さんへの差し入れの儀もつつがなく終え、
後は完成するまで寝て待つのみ!
とはいかないもので。。。
新しく買い替える家電はありませんか?
新居に置く家具は選びましたか??
引っ越し業者の予約はお済みですか???
ここからが過酷な道のりでした。
皆さんは僕のようにならないでください。
Case1「ドラムパニック」
ドラム式洗濯機を新調した訳ですが、
暑い日が続く8月のある日だったと思います。
高額購入を決めたお客様ですが何か?くらいのドヤ顔で購入手続きを行っておりました。
販売員「ご配送日は何日になりますか?」
わたし「新居の完成が11月下旬なのでそれに合わせて下さい」
販売員「展示現品なんでそれまでお預かりは難しいですね。」
わたし「えっ( ゚Д゚)??」
販売員「新規発注ならご希望日に合わせられますが、展示だと長期間は預かれないんですよ。
モデルチェンジで新規の在庫もありませんので、どちらかに納品しなくてはなりません。」
わたし「・・・( ゚Д゚)。」
結果:
とりあえず現状の賃貸に置いてもらおうとしたが、
狭い賃貸のためドラム式洗濯機は搬入できず。。。
返品か納品先変更を余儀なくされ、泣きながらさまよっていたところ、
神のような友人に助けられ一時避難所を提供してもらう。
新居完成後、別途配送費をつぎ込み宅配業者に配送してもらったが
取り付け設置のサービスは無いため、不安に駆られながらも自ら設置。
いつ排水が漏れるのではないかと不安な初夜を過ごす。。。
Case2「ソファタワー」
わたくし、元家具職人でありまして、
インテリアショップで家具販売をしていた経験もございます。
家具選びは得意中の得意ということで、
自信満々にセレクションしておりました。
その様子はまさにカリスマインテリアコーディネーターとでも言えましょうか。
ここでも奥様にドヤ顔をドヤっと決めておりました。
わたし「せっかくなんで一番大きなサイズでお願いします。」
販売員「大きなソファの搬入はご新居の間取りにもよるので事前に下見を行いますか?」
わたし「大丈夫です。搬入のことはちゃんと想定した間取りですから( `ー´)ノ」
~ 配送日 ~
配送員「この大きさじゃソファ入りませんよ」
わたし「なにをおっしゃる、入らない訳ないじゃないですか(^▽^;)」
わたし「ここを、、こうやって、、、こっちから入れると、、、、、、」
配送員「・・・・・。」
わたし「あれっ、はいらない。。。」
配送員「お店にはこちらで連絡しておきますので。。」
奥さま「入らないじゃん(=_=)」
わたし「ごめん。。。( ゚Д゚)」
結果:
オーダーから2か月、待ちに待ったソファでしたが、
我が家に到着してからの1週間は玄関にそびえ立ったままでした。
毎夜帰宅するたび、
座ることの出来ないソファを尻目に過ごすのは拷問のようでした。
後日、サッシ屋さんを呼んでもらい、
窓ガラスを外してなんとか搬入することに至ったのですが。
何が悲しいって、元インテリアショップスタッフが選んだソファ搬入出来ないとか、
死ぬほど恥ずかしいですからね。
おっと、、
回想に気持ちが入りすぎました。
ようするに。油断大敵。指さし確認。
家に帰るまでが遠足しかり、家に引っ越すまでが家づくり。
皆さんには心穏やかな新築初夜を迎えて頂きたいと思います。
身をもって警鐘をならすのでしたm(__)m
次回は引っ越し作業ワンポイントアドバイスです。