お施主様と伐採体験へ!!

富山店

貞本 浩徹営業

貞本 浩徹

Sadamoto Hiroyuki

貞本 浩徹

営業

ごあいさつ

お客様の「自分らしさ」に寄り添います!
暮らしも、人生も自分らしく。
ワクワクするお家作りをご提案します。

出身地

兵庫県神戸市

好きなこと・もの・ところ

旅行 (国内、海外)
自然 (山、川、海、雪)
いつも自然を感じていたい

私のライフスタイル

外遊び大好き!自然大好き!
いつも新しいアクティビティーを探しては、ファミリーでチャレンジしています。

K様 氷見里山杉 伐採体験レポート

3月13日 晴れ

お客様をアテンドする形で、伐採体験に行ってまいりました。
今回、案内してくださるのは、株式会社河原林業、河原さんと岸田木材株式会社、岸田さん。
お2人とも、木を愛するプロフェッショナルです。
いつもお世話になっている岸田さんより「伐採体験やっているんだけど、よかったらお客さんと一緒にどう~?」と声をかけていただき、一緒に家づくりをさせていただいているK様ご夫婦と共に伐採体験に参加する運びとなりました。

岸田さんに連れられて、岸田木材さんの工場から車で5分、氷見の里山で体験がはじまります。
林道をしばらく進むと、本日のポイントに到着。そこは高さ30m程度、直径40cm、樹齢70年程の立派な杉が立ち並ぶ森の中。
およそ等間隔で並ぶ木々たちの森は、意外にも明るく、人によって手入れされていることが伺えます。至る所に切り倒された丸太が山積みにされています。
こんな大きな木を伐採するなんて。。。ちょっと不安に感じながらも、車を降りました。



満面の笑みを浮かべて出迎えてくれたのは、木こりの河原さん。
仕事道具で身を包んだ姿が、いかにも職人さんという感じでかっこいいです。
軍手、長靴、ヘルメット着用の上、今日のために用意してくださった木まで歩きます。


気持ちのいい日差しと風が抜け、森林浴を楽しみながらいよいよ伐採スタート。
まずはお手本から。事前に、チェーンソーで切り込みを入れた木に対して、くさびをハンマーで打ち込んでいきます。
今日はこのハンマーでくさびを打つ作業を実際に体験しました。
カーン、カーンと鋭く響き渡る音。木から伝わる振動を頼りに打ち込んでいきます。
木の先端がわずかに傾いたかなと感じた時、音立てながらゆっくりと倒れ始めました。
倒れた瞬間、物凄い振動が伝わります。本当に地響き。
あまりのスケールのでかさ、迫力に言葉を失います。。。


さて、次はお客様の番。旦那様、奥様、一本ずつ挑戦していただきます。
一般人がくさびを打ってもなかなか進まない。。。大変な重労働です。倒したときには感動!!!


倒した切り株を観察してみます。


年輪を数えれば樹齢が分かります。この木は74-5歳ぐらい。
切り株を触ると、なんともしっとりとしたバウムクーヘンのよう。
木って当たり前のように乾燥していると思っていたけど、全然違う!!なんなら滴るほどしっとり!木も生きているということを実感できました。
もしかしてこの木、切り倒されたとも気づいてないのでは。。。


この辺りに植えられている木の樹齢はどれも同じ。それは植樹されたのが同じタイミングだったから。
戦後、木材が必要ということで一斉に植樹した杉の木。
70の歳月の間、使われ方も忘れ去られていたそうです。
安い輸入木材が主流となり、国産木材の需要が減ると同時に急速に林業が衰退。植えた人は亡くなりますが、木は生き続けます。

ここまで大きくなった木は、扱いづらいそうです。運ぶのも加工するのも大きいがために大変です。
樹齢30-50年ぐらいが良いそうです。昔は、里山で切った木で家を建て、植樹する。孫がその気を使って家を建てるといった自然と共生するサイクルがあったのだとか。SDGsなんて言葉ができる前からそのサイクルで生きていたのですね。


富山と言えば、海の幸。その魚たちも森無くしては育ちません。
木々が育ち、養分が雪解け水と共に富山湾に流れ、魚が育つ。


山から海まで、こどもからお年寄りまで
氷見に生きる全ての「命」がつながっていることに気づく,そんな貴重な体験でした。

(氷見海浜植物園の木育コーナーでも子供たちと楽しく学ぶことができます。)




お土産に、切り株の一部を持ち帰りました。


この木が加工されてお家になるとは、なんとも感慨深い。。。

こんな体験を通して、お家に愛着を持っていただければと切に願います。
愛着があるからこそ、いとおしく、大切に育てていってくれたらな。
そこでご家族の思い出が沢山できれば、きっと幸せにつながるだろうなと思います。


家は形あるモノにすぎません。
そこにどれだけ思いを乗せ、意味を見出し、家族で思い出をつくることができるか。。。
これこそが本来の家の価値だと感じます。



岸田さんは、その木に役割を与えるのがお仕事。創業140年の伝統技で命を吹き込んでいきます。
最初は丸い木が四角にされるのは、何とも無駄で、合理的ではないのだとか。
半分使えればいい所で残りの半分は処分されます。できるだけ無駄にならないよう、製紙工場、燃料などに使われます。


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お時間ある方は、木材工場の見学も可能です。
大きな機械を使って、丸太が材料になっていく様は面白いです!!


貞本


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