上手な土地探しのコツ [6]土地探しで失敗しないためのチェックポイント
今回は、土地を探して選ぶときのチェックポイントを
紹介します。ここをしっかり押さえて、
建てたい家のイメージや、新しい家で送りたい
生活スタイルにマッチする土地を選びたいですね。
しっかり確認しておきましょう!
前回ブログを参照したい方は こちら
- 上手な土地探しのコツ [1]土地を探す前に決めておくこと
- 上手な土地探しのコツ [2]土地を探す前に知っておくべき基礎知識 用途地域編
- 上手な土地探しのコツ [3]土地を探す前に知っておくべき基礎知識 建ぺい率・容積率編
- 上手な土地探しのコツ [4]土地を探す前に知っておくべき基礎知識 斜線編
- 上手な土地探しのコツ [5]土地を探す方法4つ 特徴と注意点は?
納得のいく土地探しをしたい方は、
ぜひ参考にしてくださいね。
今回紹介するのは、土地を選ぶときの
チェックポイント5つです。
土地を選ぶときの大切な確認事項ですが、
すべてが満点で完璧な土地は、
なかなか見つかるものではありません。
そのため、どのポイントを優先するかを
あらかじめ決めておく必要があります。
チェックポイントをしっかり押さえて、
建てたい家のイメージや、
理想の生活スタイルに合う土地を選びましょう。
◆チェックポイント1 立地
希望のエリアや地域だけでなく、
下記の項目もチェックしましょう。
チェック項目
□最寄り駅までの距離・環境
□近くに病院、公共施設があるか
□スーパーマーケットや郵便局など生活に必要な施設があるか
□幼稚園や小学校、公園などが近くにあり子育てがしやすいか
□昼夜の交通量、人通り
求める条件によってはこんなこともチェック!
□再開発エリアで今後の発展が見込めるか
□周囲は閑静な住宅街か
そのほかにも…
□近くに焼却場や反社会的勢力の施設がないか
□交通量の多い幹線道路や高速道路がないか
□防犯面で不安のある場所がないか
◆チェックポイント2 土地の形と方角
変形地について
土地の形は、一般的には正方形や長方形のほうが、
家を建てやすいですが、旗竿形は家が奥にあるため
静かな環境を得やすいです。
三角形の土地は、3つの角を花壇にして楽しめるなど、
変形の土地にもメリットがあります。
土地の向きについて
また、南向きや東向きの土地は人気があり、
坪単価も高くなる傾向があります。
しかし北側の土地が悪いというわけではありません。
北側の土地は、比較的安価で売られており、
南側の開口部が道路に面していないため
プライバシーが守られやすいこと、さらに、
北側斜線規制を受けないため、家の外観デザインが
自由に決められるメリットがあります。
上手な土地探しのコツ[1]の
「土地を探す前に決めておくこと」であらかじめ考えておいた、
土地に求める条件の優先順位と照らし合わせながら、
土地の形や方角を確認しましょう。
チェック項目
□土地の形
□方角、向き
□電柱やごみ置き場の位置
□水はけは良いか
□日当たり、風通しは良いか
□古家付きかどうか
□接道環境はどうか
◆チェックポイント3 土地の高低差
高低差のある土地には、どのようなリスクがあるかを
想定しておきましょう。近くに川があり、
低地にある土地は大雨で浸水する可能性があります。
場合によっては、盛土工事が必要です。
逆に、道路よりも高過ぎる場所にある場合は、
高さによっては擁壁工事が必要になります。
チェック項目
□道路との高低差
□隣地との距離、高低差
そのままの状態で家が建てられるかどうか、
家を建てたあとのリスクや不便さが
ないかどうかを確認しましょう。
◆チェックポイント4 土地の境界線
土地の四隅などに打ち込まれている
隣地との境界を示す「境界標」があるかを確認してください。
土地の境界線がはっきりしない土地を購入してしまうと、
購入してから隣地の所有者とのトラブルに発展する
恐れがあります。塀や垣根などがある場合は、
どちらの所有物かも確認。
もし境界がはっきりしない場合は、
きちんと測量をすることで、売主と隣地の所有者とで
境界を確定してもらうようにしましょう。
チェック項目
□境界標があるか
□塀や垣根などがあるか、ある場合は所有者
◆チェックポイント5 災害リスク
災害のリスクがあるかどうかもチェックしましょう。
市区町村の窓口やホームページでは、
災害に関するハザードマップが公開されています。
土地の売買契約を結ぶ前に行われる重要事項説明でも、
ハザードマップの添付と説明が義務付けられています。
購入を検討する段階で調べておくほうが良いでしょう。
おすすめは、
国土交通省「ハザードマップポータルサイト」 です。
その中の「重ねるハザードマップ」では、
さまざまな災害リスクを一枚の地図に重ねて
表示することができます。
通常の自然災害にともなう洪水、土砂災害、高潮、
津波の危険をチェックできるほか、
災害時における道路防災情報も表示でき、
家族で避難経路を決めることにも活用できます。
また、地形分類では土地周辺の成り立ちや
地形特有の自然災害リスクや、液状化の危険リスクも
知ることができます。
「重ねるハザードマップ」内の並べて比較機能では、
現在の最新航空写真と過去の古い写真を比較でき、
土地の歴史を写真で見られます。
宅地になる前の様子を見ることで、田んぼだったのか、
谷間を埋めて造成したのか、など隠れた災害リスクを
見つけられます。
地形的な変化だけでなく、過去に建っていた建物も
ポイントとなります。工場跡地の造成地では、
埋設物・土壌汚染のリスクがありますので、
検討している土地に過去どのような建物が建っていたかを
事前に調べておくと安心です。
チェック項目
□地盤
地質や地震時の揺れやすさ、液状化の可能性、浸水の可能性
□周囲の騒音や臭い、振動などがあるか
過去に工場などがあった土地の場合は、
土壌汚染調査がされているか、結果を建築会社や不動産会社に確認
いかがでしたか。
購入する土地を決めるまでに、さまざまな知識や、
知っておきたい注意点がたくさんありました。
ポイントを確認していくのは大変ですが、
満足できる土地を手に入れるためにも、
わからないこと、不安なことは、
建築を依頼する建築会社や不動産会社に聞きながら、
土地探しを進めていきましょう!
ナチュリエ名古屋(波多野工務店)でも、土地のことは専門家が
しっかりと確認してから家づくりを行っています。
安心してご相談くださいね。
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以上で全6回、
上手な土地探しのコツをお届けしました。
コツや注意点を上手に活用して、
土地探し・建築会社探しを
スムーズに行い、あなただけの家づくりを
楽しんでいただきたいと思います。
マイホームを建てたあとでは、
土地の選び直しはできません。
家族が安心して暮らしていけるよう、
イメージや費用だけにとらわれず、
万が一のことを考えた土地選びを意識してくださいね。
ご不明な点やご質問がございましたら、
ナチュリエ名古屋(波多野工務店)までお気軽にお問い合わせください。
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◆ 上手な土地探しのコツ [3]土地を探す前に知っておくべき基礎知識 建ぺい率・容積率編
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