スタッフ武内の現場勉強会③
愛媛店
Takeuchi Masakatsu
武内正勝
営業
ごあいさつ
お客様が一生住み続けたいと思える家を提案します。一生に一度の一大イベントに携わることができて幸せです。
出身地
愛媛県北宇和郡鬼北町
好きなこと・もの・ところ
ウインドサーフィン BBQ 自然
私のライフスタイル
最近、購入したマイカーでドライブすることです。自然がとにかく好きなので、夏は海に行ったり、冬は雪山でスノーボードを楽しんでいます。
こんにちは!!
ナチュリエ愛媛の武内です!
今回の現場勉強会のテーマは「基礎の換気」についてです!
今週上棟を控えているお家の基礎を見てきました!!
写真に写っている黒い部材が「基礎パッキン」です!!
基礎パッキンとは、基礎のコンクリート部分と土台の木部の間に入る硬い樹脂製のものをいいます。
基礎パッキンが普及する前は、基礎のコンクリート部分に幅40m×高さ20cm程度の床下換気口を各部屋一か所ずつ配置し、そこから通風・換気を行なっていましたが、この工法では部屋の角部分は換気が行なわれにくかったり、基礎に換気口の穴を開けるため、そこからひび割れを起こして基礎耐力が弱くなってしまうなどの問題点がありました。
基礎パッキンは床下全体を囲うように設置するため通気性が高く、基礎に穴を開ける必要もないため、基礎の強度も強く保つことができます。
従来のように基礎のコンクリート部分と土台の木材を直接繋げてしまうと、基礎コンクリートの水分が土台に浸透して木部を腐食させる原因となります。
木材の腐朽はシロアリが発生する原因にもなります。シロアリ被害によってさらに木部が傷み、住宅に致命的なダメージを与えることにもなりかねません。
基礎コンクリートと土台の間に基礎パッキンを挟むことで、常に通気が行なわれるようになり、土台の木部を常にドライな状態に保つことができ、住宅の耐久性を上げることができます。
基礎パッキンには、床下の通気・換気性を高め、木材の腐朽を抑制するとともに、基礎の強度を高めるというとても重要な働きがあります。
木造住宅の場合、床下の木材を乾燥させておくために通気性が重要とされていますが、通気性が必要でない場所もあります。その代表的な場所が「お風呂」と「玄関まわり」です!
浴室の床下に外気が入ることで、浴室の気温が外気温の影響を受けることになり、冬は寒くて快適に入浴ができなくなってしまいます。浴槽の湯が冷めやすくなることから、省エネ性も低下してしまうでしょう。玄関まわりは、床下空間と室内空間が直接つながりやすく、床下から室内に汚れた空気やカビなどが侵入する可能性があります!
これらお風呂や玄関まわりなどのように、気密化が必要な場所には、下の写真のような気密性の高い「気密パッキン」を使います!