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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」の三好です。
結婚して子どもが生まれ家族が増えると、「家が手狭になった」「広い家に住みたい」と感じ、家を建てようと思う方は多くいます。しかし、実際に何から準備を始めたらよいのか迷う方も多いでしょう。
この記事では、家が建つまでの流れをひとつずつ解説します。
家族みんなが安らげる理想の家をつくるために役立てください。
家が建つまでの流れを把握しよう!
「戸建て住宅がほしい!」と思いモデルハウスを見学に行っても、何から決めればいいのか迷う方は多くいます。家づくりは、とても大きな買い物です。
家を建ててから「こんなはずではなかった…」と後悔しないためにも、全体的な流れを理解することが大切です。
ざっくりと流れがイメージできましたか?
それぞれのステップで考えるべきポイントを順番に解説していきますね!
「家を建てたい」と思ったらまずやることは「情報の収集」
「家を建てたい」と思ったら、資料集めや土地探しの前に最初にやるべき大切なことがあります。
まずは「あなたや家族がどんな家に住みたいか」を考えることが大切です。
家族で理想の家のイメージを具体的に決めてから、情報収集しましょう。
家族で話し合ってイメージを固める
「どんな暮らしをしたいか」や「住みたいエリア」などを家族全員で話し合い、希望を出すことで目指すべき「理想の家」が見えてきます。
夫婦でもお互い優先するものは異なりますし、人数が多くなる「二世帯住宅」はより多くの意見が出てくるので、譲れない条件や希望する条件には優先順位をつけるとよいでしょう。
また、「子育て環境を最優先する」「交通の利便性が必要不可欠」「郊外でのびのび暮らしたい」など、これからの家族の生活スタイルを考えてみると家づくりのイメージが明確になるかと思います。
家づくりのイメージが明確になったら、予算にも考慮して、優先順位をまとめましょう。
イベントやセミナー、相談会に行き情報を集める
家づくりの要望がまとまったら、住宅関連イベントやセミナー、相談会に行きましょう。
「何からはじめたらよいのか」「土地の探し方」「家具・照明」など、さまざまな専門家が相談にのってくれます。
気になっていることを質問してみましょう。
住宅会社によっては、ローンの返済方法などの「資金計画」、ファイナンシャルプランナーによる人生設計などの勉強会を開催しているところもあります。
ナチュリエでは各エリアで多くの希望にあわせたモデルハウス見学やイベントを実施しており、さまざまな相談に対応しています。
概要
・10年後など将来の家族の生活スタイルを考えて、家のプランを作る。
・住宅情報誌・インターネット・新聞広告などから収集する。
・住宅展示場やモデルハウス、ショールーム、勉強会などにいく。
注意点
・複数の住宅会社で話を聞き、積極的に質問する。
・譲れない条件を見極める。
・紙媒体はデメリットが小文字で記載される場合があるので、細部まで読み込む。
モデルハウスの見学ポイントはこちらで詳しくご紹介していますので、ぜひご参考ください!
モデルハウス見学のメリットや流れを解説!ポイントや注意点も
「建設会社・建築家の選定」はとても大切!
家づくりでは、建設会社・建築家が最強のパートナーです。
施工会社は、建設会社以外にハウスメーカー、工務店、設計事務所などがあります。
各会社の特徴を理解して選びましょう。
概要
・インターネット検索や住宅情報誌などで、気に入ったイメージの建築会社・建築家を探す。
・気に入った会社の資料請求をする
・建築会社・建築家に話を聞く(初回相談費は無料の場合が多い)
・実際の施工物件や施工実績を確認する
注意点
・家族で話し合い、「こうしたい」という希望やイメージを固めると建設会社・建築家が選びやすい。
・建築会社・建築家の施工エリアが、自分の建築地に該当するかを確認する。
・建築期間・費用の確認(総額・費用発生時期)相見積もりは初期に行い、予算は明確にする。
「新築を建てる前に資料請求!どんな点を参考にすると失敗がない?」もあわせてご覧ください。
希望の条件を整理して「土地探し・購入」をしよう!
家を建てるためには「土地の選び方」も大切です。
理想の土地を見つけるまで、かなりの時間と労力を費やす方もいます。
条件を確認して土地探しをしましょう。
概要
・希望の条件を整理し、エリアを決める。
・不動産会社・ハウスメーカーなどに依頼する。
注意点
・通勤通学の利便性、公共機関の有無などを確認する。
・土地代のほかに仲介手数料や地盤補強、水道管の引き込み費用などがかかることもあるので、予算を最初から決めておく。
・希望通りの土地が見つからないこともあるので、最低限の条件を決める。
札幌での土地探しについてはこちらも参考にしてくださいね。
札幌で地盤が強い地域は?地盤の見方や弱い場合の対処法
契約の前に「設計プラン作成」と「見積りの依頼」を!
契約の前に設計プランや予算などの見積もりを出してもらいます。どのような材料を使用した家なのか、総額なども記載された重要な書類です。
設計プランや図面、予算などの見積もりに問題がなければ、契約へ進みましょう。
概要
・希望の生活スタイル・予算を伝える。
・住宅に詳しい知人がいたら打ち合わせに同行してもらうのもよい。
・見積もりにはデザインや施工など、家づくりの全体の予算が一通り記載されている。本体工事以外の内容も含む総額を把握しやすい。
注意点
・初めに資金計画をして予算を確定する。
・建築会社決定後に相見積もりをとると、複数の会社と打合せを長くする必要があり、労力がかかりむしろ大変である。
・割安感だけでなく、良い家を作るための「技術力」「提案力」「アフターフォローの充実度」なども参考にする。
いよいよ契約に!内容を理解してから進めましょう
家づくりには、普段聞きなれない「住宅専門用語」がたくさんでてきます。
住宅専門用語の内容をきちんと理解してから契約しましょう。
契約後、内容に納得いかずに解約すると違約金が発生してしまいます。
概要
・建設会社とは工事費用・条件を確認し工事請負契約を結ぶ。まれに、建築家に直接設計を依頼する場合は、別途設計契約を結ぶこともある。
・土地購入や住宅ローンにも別途契約がある。
注意点
・工事契約書は、初期段階で内容を確認し、把握しておかないと違約金などの原因にもなる。
・工事請負契約に必須な6つの書類(約款、実施設計図、仕様書、見積書、瑕疵補修方法一覧表、工程表)を確認する。
・支払金額、支払時期、設計図をしっかり確認する。
「住宅ローン」の本申込
住宅ローンは、金利ばかり注目されます。しかし、借り入れ条件や返済中の条件変更など会社によって内容も異なるので、申し込む前に慎重に検討する必要があります。
概要
・家づくりを考え始めたら、住宅会社に住宅ローンの相談をする。
・金利タイプ(変動金利・全期間固定金利・固定金利期間選択型)は3種類あるので、自分に合った金利のローンを組むようにする。
注意点
・月々返済可能な金額を決める。
・金利の返済計画・増税に対しては購入のタイミングなどが難しい。住宅会社などが行う相談会に参加し勉強する。
・審査によって適用金利は変わる場合が多い。相談会の説明や試算は絶対的ではないので注意する。
工事着工
着工時期は一般的に4~5カ月程度かかりますし、建設中は騒音などが発生します。工事が始まる前に両隣・向かい・真裏など近所にあいさつをすると印象がよくなります。
施工会社の現場担当者が挨拶まわりをしてくれる場合もあるので相談してみましょう。天候や家族の予定なども鑑みて着工時期を計画することをおすすめします。
概要
・地鎮祭(最近はしない人も存在する)、工事が始まる前に近所へあいさつ回りをする。上棟式は省くことも多い。
・近年、一人の大工だけで家づくりすることは少なく、多くの業者が関わるため、質問・疑問は該当の業者にするようにする。
注意点
・着工時期は梅雨の時期に注意する。固定資産税・減税・増税にも気を付ける。
・大工さんへ差し入れはしなくても手抜きはされない。
住宅の完成・引き渡し
住宅が完成すると「立ち合い」があります。施工ミス・不具合などがないか・契約通りの住宅になっているかを確認し、不具合や相違点があった時には是正・補修してもらいます。
引き渡し後では対応してもらえないこともあるので、要注意です。住宅の設備機器使用方法の説明なども同時に受けます。
万が一「立ち合い」の案内がないときは、売主に確認しましょう。
住宅の完成・引き渡しの流れは下記の通りです。
住んだあとも大事!「保守点検(アフターサービス)」
快適な暮らしを長く続けるには、新築の頃からこまめに点検し、手入れをしていくことが大切です。保証後に不具合が見つからないよう、定期的な点検が必要です。
概要
・引き渡し後、建設会社などの定期点検が行われる。基礎や屋根、水回りなど基本的な部分の補修に対応してくれる場合もある。
・保守点検は、6カ月後・1年後・2年後に行われることが多い。
・メンテナンスは5年ごと、リフォームは15‐20年が目安。
注意点
・保守点検の項目は、年数によっても変化するので契約時に確認する。
・保守点検の頻度が何年ごとなのか確認する。
・無償で補修する期限の確認をする。
家を建てるときの注意点についてはこちらもあわせてご覧くださいね。
家を建てるときの注意点を解説!家づくりの流れや成功体験談も
家づくりに必要な期間はどのくらい?
実際に家を建てることになったら、完成までどのくらい時間がかかるのかを解説します。
大体の目安
情報収集・会社選び・プランニングから家が完成するまでに、8~15カ月かかったという意見が多くあります。
半年や2年以上かかる方もいますので、家の完成までには個人差がありますが、最低でも6~7カ月程度はみておきましょう。
また、特注の建設材料が必要な場合や、変更事項(デザインや設計など)が多いと工期が長引くこともあります。
入居希望日から逆算して行動開始
家を建てることになったら、いつから入居したいかを考え、工程を逆算して情報収集などを開始します。
1)住宅購入計画(約1~3カ月)…エリアの絞り込み・資金計画・業者選びなど
2)土地調査・設計(約1~3カ月)…敷地調査と地盤調査、建物のプランニングと設計など
3)契約…契約・ローン申請など
4)着工期間(4カ月前後)…木造2階建て30坪前後の家の場合
5)引き渡し…家の鍵や保証書などを受取り、入居
理想の家づくりを目指して、家が建つまでの流れを押さえよう!
家づくりをしようと思っても、わからないことが多く不安になることもあります。
まずは「あなたや家族がどんな家に住みたいか」を考えることが大切です。
家が建つまでの流れを押さえて、ひとつひとつ不明点を解決していきましょう。
家族や信頼のおける建築会社とともに、家が建つまでの流れに沿って取り組んでください。
1.情報の収集
2.建設会社・建築家の選定
3.土地探し・購入
4.設計プラン作成・見積もり依頼
5.契約
6.住宅ローン本申込
7.着工
8.完成・引き渡し
9.保守点検(アフターサービス)
「ナチュリエ」では、自然素材の注文住宅を提供しており、これまでに多くの施工実績があるため、建築パートナーとして安心して家づくりを任せることができます。
ナチュリエの家づくりの流れもぜひご参考くださいね!
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