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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
初めてマイホームを建てようとしている人の中には「何から始めたらいいのかよくわからない」という人も多いのではないでしょうか。
この記事では、一戸建てのマイホームを建てるにあたって押さえておきたい「家づくりの注意点」をお伝えします。
家づくりの成功体験談もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
家を建てる際の注意点
家を新築する際に、押さえておきたい注意点は次のとおりです。
- 希望に合った家を建てられる住宅会社か
- 土地に建築制限などの条件はあるか
- 耐久性能・耐震性能は十分か
- 仕上げ材など使用する素材はイメージに合っているか
- 住宅ローンの返済は問題なく行なえるか
- 収納の量や場所は適切か
- 生活動線に不便はないか
- コンセントの配線は適切か
- 立ち合いで不具合がないか確認する
それぞれについて詳しく解説します。
注意点①希望に合った家を建てられる住宅会社か
新築注文住宅を建てる際には住宅会社を選ぶことから始めます。
施工事例や実績などを見て、自分や家族の理想がその住宅会社で実現できるか確認しましょう。
家のデザインや機能性など、こだわりたいポイントがあれば家族で話し合ってリストアップしておくとスムーズです。
理想の家のイメージは、今住んでいる家の問題点や改善点なども洗い出して、新しく建てる家ではどのようにしたいのかを考えると具体的な要望にしやすくなります。
雑誌やインターネット、モデルハウス見学などを利用して情報収集することもおすすめです。
希望する家のイメージが固まったら、実際に家を建ててもらう住宅会社選びを行います。
住宅会社についてはインターネットで情報を集めるほか、住宅展示場を訪れるなどして、いくつかの候補をあげ、その中から比較・検討するとスムーズです。
住宅会社の選定に時間がかかると、いつまでたっても家づくりが進まないため、あまり時間をかけすぎないように注意しましょう。
住宅会社には、ハウスメーカー、工務店、設計事務所などがあります。
それぞれ長所と短所があるので、違いをしっかり押さえた上で選ぶようにしましょう。
ハウスメーカーと工務店との違いや選び方のコツなどについては、こちらもあわせてご覧ください。
ハウスメーカーと工務店の違いは?特徴やメリットで比較!
ハウスメーカーの選び方は?工務店との違いや予め決めておきたいこと
注意点②土地に建築制限などの条件はあるか
土地には用途制限、建ぺい率・容積率、日影制限、宅地造成規制など、さまざまな建築制限があることも。
先に土地を買うと、建築時の制約によってイメージしていた通りの家が建てられない可能性もあります。
先に住宅会社を決め、住宅会社のスタッフなどプロに相談しながら土地選びを進めるのがおすすめですよ。
もし、土地から購入する場合は制約、条件などを事前に調べて慎重に選ぶようにしましょう。
土地を選ぶ際には以下のような点も確認が必要です。
- 駅からの距離などの交通の便
- 医療施設や学校の有無、距離感
- 地盤
- スーパーやドラッグストアなどの周辺環境
- 自然環境の多さ
- 日当たり
これらの条件の中から優先順位をつけることで、土地探しがしやすくなります。
絶対に避けたい条件などもあれば、それもリストアップしておくようにしましょう。
土地選びについては、こちらも参考にしてくださいね。
注文住宅の土地探しの方法とは?ポイントや手順、注意点もご紹介!
土地の「用途地域」の調べ方は?13エリアそれぞれの特徴もご紹介
建築条件付き土地とは?メリット・デメリットやトラブル事例を紹介
注意点③耐久性能・耐震性能は十分か
近年、全国的に大きな地震が起こっています。
2016年には熊本地震、2018年は北海道胆振(いぶり)東部地震、2024年には能登半島地震が発生しました。
地震に備えて、家の耐久性能についてはしっかりと確認しましょう。
「地震にあったとしても、その後もその家で何年も暮らしていくことができるのか」といった耐震性能は、事前にハウスメーカーや建築パートナーなどに聞いておくことをおすすめします。
また最近では、豪雨や台風などの自然災害による被害も増えています。
「この地域ではどんな災害が起こりうるのか」を事前に調べる方法として、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」を利用しましょう。
また、万が一災害にあって家の修理が必要になった場合に、メンテナンス費用がどのくらいかかるのかも確認しておくことも大切です。
住宅の耐震性能については「新築に耐震はどのくらい必要?耐震等級3のメリットも解説」も参考にご覧ください。
注意点④仕上げ材など使用する素材はイメージに合っているか
「仕上げ材」とはその名の通り、家の天井や床、壁などの最後の仕上げに使用する材料のことです。
仕上げ材は見た目にも大きな影響を与えるため、仕上げ材のサンプル確認はしっかりと行うようにしましょう。
なお、サンプルの仕上げ材が小さいと具体的なイメージがしにくいので、できるだけ大きな仕上げ材を用意してもらうのがポイントです。
例えば、無垢フローリングにもいくつか種類があるので、どんな特徴があるかなど確認しておくと良いでしょう。
詳しくはこちらのコラムで解説しています。
無垢フローリングとは?種類やお手入れ方法、施工事例もご紹介!
注意点⑤住宅ローンの返済は問題なく行なえるか
住宅ローンを利用する際は、返済が問題なく行えるかどうかもチェックしておく必要があります。
「自分たちにはどれくらいの予算の家が建てられるのか」など、自身に合った家づくり計画を考えていきましょう。
無理な返済計画を立ててしまうと、計画通りに返済ができなくなる可能性もゼロではありません。
また、月々の返済可能額や返済期間によって借入可能額も変動するほか、総支払額も大きく変わってくるので、その点も考慮した上で無理のない返済計画を立てましょう。
住宅ローンは、ハウスメーカーに手続きの代行を依頼できる場合があります。
ハウスメーカーが提携している銀行の住宅ローンを紹介してくれることもあるので、自分たちに合う住宅ローンを選んでくださいね。
注意点⑥収納の量や場所は適切か
収納スペースの容量や位置は家の快適性を左右する重要なポイントです。
収納スペースの容量は、家族の人数や荷物の量などを踏まえて決めましょう。
必要な量を確保できないと新たに家具を買い足したすことになり、余計な出費につながります。
使用用途にあわせて収納スペースを作れないか、事前に住宅会社などに相談してみましょう。
注意点⑦生活動線に不便はないか
玄関を開けるとすぐトイレがある、ベランダとクローゼットが離れているなど、生活動線を考えてレイアウトを考えないと、実際の生活で不便が生じてしまう可能性があります。
最適な動線は家族の生活スタイルによっても変わるので、家族全員の生活動線も事前にチェックしておくと良いでしょう。
注意点⑧コンセントの配線は適切か
コンセントの位置は家電の配置に大きく関わってきます。
部屋の中はもちろん、廊下や階段、洗面室など、家電が必要と思われる場所を確認しておきましょう。
あとから「コンセントの位置に失敗した!」とならないように、設計段階で入念にチェックしておく必要があります。
注意点⑨立ち合いで不具合がないか確認する
住宅が完成すると「立ち合い」があります。
ここで施工ミスや不具合などがないか、契約通りの住宅になっているかなどを確認し、不具合や相違点があった時には是正・補修してもらいます。
引き渡し後では対応してもらえないこともあるので、家の隅々まで漏れなくチェックしましょう。
万が一立ち合いの案内がないときは、担当者に確認してくださいね。
家を建てる流れについて詳しくは、こちらもご覧ください。
家が建つまでの流れを解説!理想の家を作るために確認しておくこと
家を建てるときの注意点を知って失敗知らず!家づくりの成功体験談
実際に家づくりに成功した方の体験談をご紹介します。
家族が団らんできる・来客も楽しめるリビングづくり
リビングを作る際に工夫して良かった点として、以下のような意見がありました。
- 子供のおもちゃが散らかってしまわないように収納を充実させた。
- 2階にリビングを設けることで外からの視線を気にしなくて済んだ。また、カーテンも閉めなくてよいので部屋の中が常に明るくなった。
- キッチンとリビングの間にガラス戸を入れたおかけで、リビングにお客様を招き入れやすくなった。また、料理の匂いもリビングまで伝わらないので快適になった。
リビングは、生活の中心となる場所であるため、収納を増やしたり、2階に設けて部屋を明るくしたりすることで、より生活しやすい場所になります。
生活がしやすく、清潔感のある水周りの工夫
水周りに関しては、動線に関する意見が多く見られました。
- 家事の動線を意識した収納にした。洗濯物を洗うところから、干して畳んで片付けるところまでスムーズに行えるようになった。
- 脱衣所に物干しスペースや衣類の収納スペースを設置した。
洗濯物を洗濯して干す作業や、収納まで一つの場所で完結できると、日常生活をスムーズに送ることができます。
収納場所の工夫やロフトを上手に活用
収納やロフトに関する体験談は以下のようなものがありました。
- 子ども達の持ち物は玄関から見えない位置に収納する。
- ルーターなどのコード類を収納場所にまとめた。
- ロフトには季節によって使用するものや記念品などを収納する。
収納を上手に活用することで、部屋の中に荷物が散乱することもなく、すっきり見せることが可能です。
また、収納を設ける場所を考慮することで、見られたくないものを隠すこともできます。
まとめ
●家を建てる際にはさまざまな注意点があります。
希望に合った家を建ててくれる住宅会社を選び、建築制限などの条件を把握して土地を選びましょう。
耐久性能や耐震性能、仕上げ材、住宅ローンの返済、収納、生活導線、コンセントの配線などに問題がないかよく確認し、引き渡し前の立ち合いで不具合がないかチェックしてくださいね。
●家を建てる際の注意点を把握しておけば、家づくりで失敗する可能性を減らすこともできます。
「リビングや収納場所、水周りなどのスペースを工夫すると生活がしやすくなる」という成功体験談もありました。
成功体験談も参考にして、後悔しない家づくりを進めましょう。
「ナチュリエ」では、自然素材の注文住宅を提供しており、これまでに多くの施工実績があるため、建築パートナーとして安心して家づくりを任せることができます。
ナチュリエの家づくりの流れもぜひご参考ください。
自然素材の家や木の家を手がけるハウスメーカーをお探しなら、ぜひナチュリエにお気軽にご相談ください。