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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
あたたかみのある無垢フローリングは、ナチュラルな雰囲気のお部屋にぴったり。
しかし、無垢フローリングは天然素材なこともあり、日焼けが気になってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回は、無垢フローリングの日焼けを放置するとどうなってしまうのか解説するとともに、無垢フローリングの補修方法をご紹介します。
最後に無垢フローリングの日焼けを防ぐ対策もお伝えしますので、お家のフローリングを無垢材にするか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
無垢フローリングの日焼けを放置すると?補修はどうする?
無垢フローリングが太陽の光を浴びて日焼けし続けた場合、徐々に劣化していく可能性があります。
無垢フローリングの持つ本来の色合いが失われ、薄い色へと変化していきます。
木材によっては、日焼けによって色が黒ずんでいく場合も。
フローリングの日焼けを放置していると、劣化以外にもリスクがあります。
木材のリグニンという成分が紫外線にさらされることで科学反応を起こし、徐々に木材が分解されてしまうのです。
木材の分解は、フローリングの毛羽立ちや割れにつながるため危険です。
毛羽立ちは、足などに刺さるため怪我の原因にもつながります。
フローリングが割れてしまった場合はつまずきやすくなったり、床下のカビの原因になったりします。
無垢フローリングの日焼けを補修するには?
無垢フローリングの補修を自分で行う場合、雑巾でホコリやゴミを落とし、サンドペーパーで日焼け箇所を削り、塗装するという方法がありますが、うまく日焼け部分を他の部分の色に合わせるには技術が必要です。
技術があれば日焼け部分を補修できる可能性もありますが、自分で行うことは難しいでしょう。
そのため、日焼けをしないための予防が大切です!
日焼けさせない予防については後ほどご紹介します。
無垢のフローリングの日焼けは、無理に直そうとせず、風合いとして楽しむことも一つの考えです。
極端に色が変わり、毛羽立ちがどうしても気になってしまうという場合は、専門業者に補修や張替えの相談をしましょう。
このようなことを聞くと、無垢フローリングは面倒そうと思う人もいるかもしれません。
しかし、無垢フローリングには魅力もたくさんあります!
無垢フローリングの魅力や特徴については、ぜひ「無垢フローリングの魅力や種類、特徴とは?木の家を守るお手入れ方法も」も参考にしてくださいね。
無垢フローリングを日焼けさせない予防策は?
無垢フローリングが日焼けしても補修は可能ですが、なるべく日焼けさせないよう予防することが大切です。
無垢フローリングを日焼けさせない予防策をご紹介します。
ラグやカーペットの移動
もしラグやカーペットなどをフローリングの上に敷いている場合は、場所を定期的に移動することでも、無垢フローリングの日焼けを防ぎます。
無垢フローリングは、どうしても日焼けによって色が変わってしまうものです。
定期的に位置を変えることによって、同じ場所に日光が当たり続けるのを防げます。
観葉植物や家具など、常に床に置いているものの配置を変えるのもおすすめです。
無垢フローリングにラグを置くかどうか悩んでいる方は、ぜひ「無垢床にラグは必要?ラグを敷くときの注意点や対策も」も参考にしてください。
紫外線対策
窓からの紫外線対策をすることで、無垢フローリングの日焼けを防ぐのもおすすめです。
UVカットのカーテンやブラインドを使用することで、室内に日光が入らないようにすれば日焼けを防げます。
しかし、無垢フローリングは寒い冬の日でも、太陽の光を浴びてほんのり温かくなることも魅力のひとつ。
完全に太陽光をシャットダウンしてしまうのが嫌な場合は、窓にUVカットシートを貼ったり、UVスプレーをかけたりするのもおすすめです。
室内に入る紫外線を減らすだけでも、日焼けによる劣化が軽減できるでしょう。
また、太陽光を避けつつ窓の外の景色を楽しむためには、屋外に屋根を作ってしまうのも手です。
外壁に設置する布製の日除け「オーニング」を設置したり、庭やウッドデッキがあるならタープを貼るなど、屋外でのUV対策もおすすめです。
屋根を設置して直射日光がフローリングに当たるのを防ぐだけでも、大幅に劣化を防げます。
ツタ系の植物を植えて緑のカーテンを作るのも良いでしょう。
まとめ
●無垢フローリングが日焼けをすると、色が薄くなったり、黒ずんだりといった変色がおきます。また、日焼けを放置していると、木材のリグニンという成分が紫外線と化学反応を起こし、毛羽立ちやひび割れの原因になります。
●日焼けした無垢フローリングを自分で削り補修をする方法はおすすめできません。
極端に色が代わり、毛羽立ちが見えてきたなと感じた場合は、専門業者に補修や張替えの相談をしましょう。
●無垢フローリングがなるべく日焼けしないよう、日焼け対策をすることも大切です。日焼け対策には、使用しているラグやカーペットの位置をこまめに変えることや、カーテンやオーニング、UVカットシートなどでUV対策をする方法があります。
自然素材の家を扱うハウスメーカー、ナチュリエはあたたかみのあるさまざまな木の家をご提案します。
家づくりに関するアドバイスやご提案をしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。