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こんにちは。ナチュラル＆スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
家を建てるにはまず土地を探さなくてはいけませんが、どうやって探す方が多いのでしょうか。
「インターネットなどを使って自分で探す」「不動産会社に依頼して探す」といった方法もありますが、建築をお願いするハウスメーカーに土地探しも一緒に依頼するという方法もありますよ！
今回は、ハウスメーカーに土地探しをしてもらうメリットを解説。
ハウスメーカーに依頼するデメリットや注意点、土地探しを成功させるコツや土地探しのチェックポイントなどもあわせてお伝えします。
ハウスメーカーに土地探しを依頼するメリットとは？
家を建てるための土地探しは、自分で探したり不動産会社に依頼したりするほかに、建築をお願いするハウスメーカーに一緒に依頼するという方法があります。
ハウスメーカーに土地探しを依頼するメリットは、主に4つあります。
メリット①資金計画を立てやすい
家づくりの予算は、土地や建物、そのほかの費用をトータルで考える必要があります。
ハウスメーカーにまとめて依頼することで、住まい全体の予算を踏まえた上で土地探しをしてくれます。
土地が少し予算オーバーになったときには、住宅のオプションを抑えて費用を調節するといった提案をしてくれることもあるでしょう。
メリット②住宅ローンを組みやすい
基本的に住宅ローンは建築費のためのローンなので、「まだ建築の詳細は決まってないけど、土地だけ買う」という場合にローン組むことは難しいです。
しかし、ハウスメーカーに依頼して土地の購入と家の建築をセットで契約すれば、ローンをまとめて受けられる可能性があります。
住宅ローン手続きの窓口を一本化できるのも手間の削減になるでしょう。
メリット③条件に合った土地を見つけやすい
土地はエリアや条件によって、建てられる建物の条件も変わります。
場所や広さが条件に合っていても、いざ家を建てようとしたときに建築制限に引っかかってしまい「希望の通りの家が建てられなかった！ 」なんて可能性も。
家を建てるハウスメーカーに土地探しを依頼すれば、建築予定の家について理解した上で条件に合った土地を探してくれます。
ハウスメーカーにとっても、見つけた土地に家を建てるのは自分たちですから、建築制限が厳しい土地や後々トラブルになるような土地はしっかりチェックしてくれるでしょう。
メリット④土地購入の仲介手数料を削減できる可能性がある
不動産会社の仲介で土地を購入すると、価格に応じた仲介手数料を支払わなくてはいけません。
400万円超の土地なら、仲介手数料の上限は「（売買価格×3%＋6万円）＋消費税」。
例えば、2,000万円の土地なら仲介手数料は最大で72万6,000円と、非常に大きな金額になります。
しかし、ハウスメーカーが売り出している土地（建築条件付き土地）を購入して家を建てるのであれば、この仲介手数料がかからないケースがあります。
また、ハウスメーカーが代理店として探してくれた土地の購入でも、売主の意向で仲介手数料が割引・かからないというケースもあります。
ハウスメーカーに土地探しを依頼するデメリットや注意点
土地探しをハウスメーカーに依頼する場合のデメリットや注意点も見ていきましょう。
デメリット①土地を契約した後でハウスメーカーを変更するのは難しい
「土地は探してもらったけれど、建築はやっぱり別のハウスメーカーに頼む」なんてことはNG。
ハウスメーカーに探してもらった土地を購入したら、基本的にそのままそのハウスメーカーに建築も依頼することになります。
そのため、ハウスメーカーに土地探しを依頼する場合は、事前に複数の会社を比較し「ここで建てたい」と決めたハウスメーカーに相談する必要があります。
まずは家づくりの観点からハウスメーカーを選び、それから土地探しを相談するのがおすすめです。
デメリット②仲介手数料がかかる場合がある
不動産会社が所有している土地を購入したい場合、ハウスメーカー経由で売買契約をすることもできます。
しかし、その場合は不動産会社に土地探しを依頼する場合と同様に、仲介手数料などがかかるため注意しましょう。
デメリット③土地探しに対応していないハウスメーカーもある
ハウスメーカーによっては、土地探しに対応していない会社もあります。
土地を探してから建物を建てる場合と、土地をすでに契約していて建物だけを施工する場合では、土地から探すほうが時間も労力もかかります。
そのため、土地探しに力を入れていないハウスメーカーもあるのです。
もしこのようなハウスメーカーに土地探しを依頼しても、持っている土地の情報が古かったり情報量が少なかったりすることも考えられます。
ハウスメーカーでの土地探しを成功させるコツ
ハウスメーカーに土地探しを依頼して成功させるためのコツをご紹介します。
家づくりの本気度を伝える
ハウスメーカーに土地探しを依頼する際は、「条件に合う土地が見つかればすぐに家を建てる」と本気度を伝えておくことがポイントです。
「土地を探してはいるが、いつ家を建てるのかはまだ決めていない」とういう状況よりは、家や土地に対する希望などを具体的に伝えておくほうが、土地探しの優先度も上がりやすいでしょう。
現地へ足を運ぶ
土地を契約する際に大切なことは、必ず現地へ足を運んで自分の目で確認することです。
情報だけ確認して良いと思っても、実際の雰囲気や受ける印象は人によっても異なりますし、見てみないとわからないものです。
朝・昼・晩、平日・休日など、時間帯や曜日などを変えて確認するのも良いと思います。
なお、ハウスメーカーにも不動産会社にも頼らずに土地を探したい！という方もいるかもしれませんが、自力での土地探しはあまり現実的ではありません。
「家を建てたい地域の看板などをチェックしてみたら、たまたま良い土地に巡り会えた」という例もゼロではありませんが、やはり個人で情報収集できる範囲は限られます。
建てたい家のイメージや時期が決まっているなら、ハウスメーカーに土地探しを依頼するのがおすすめです。
土地探しから建築まで窓口を統一して手間なくスピーディに進めたいとき、住宅ローンの契約をスムーズにすすめたいときにも、ぜひハウスメーカーへの依頼を検討してみてください。
土地探しにかかる期間などについては「土地探しにかかる期間はどれくらい？土地探しの流れや失敗しないコツ」もあわせてご覧ください。
ハウスメーカーに依頼する前に！土地探しのポイントもチェック
土地の購入は大きな買い物です。
土地の良し悪しをチェックするときには、こんなポイントに注目しましょう。
面積と建ぺい率・容積率
必要な広さや坪単価はもちろん、建ぺい率や容積率も忘れずにチェック。
建ぺい率、容積率は面積に対して建てられる建物の広さや大きさの割合です。
敷地面積が同じでも建ぺい率や容積率が低ければ、大きな建物が建てられません。
建ぺい率、容積率については「建ぺい率と容積率の違いはここ！事前に知って家づくりに生かそう」も参考にしてみてくださいね！
形状
敷地は四角形に近い方が使いやすいためおすすめです。
総面積が同じでも歪んでいたり折れ曲がっていたりする土地は、建物を建てるときに無駄になる部分ができてしまいます。
地盤
自然災害が多い日本では地盤についてもしっかり確認しておきましょう。
地盤に不安があると改良工事を行わなくてはならないため、費用もかかってしまいます。
気になる土地があったら、地盤の頑丈さや角度、埋め立ての有無、海抜（地盤高）などを調べておくと安心です。
周辺環境
隣家との距離や日当たり、騒音、インフラの整備状況、治安など、実際に暮らしたときに不便やトラブルがないかを確認しましょう。
病院やスーパーなど生活に必要な施設が近いかどうかも重要です。
街は時間とともに変わっていくもの。
例えば将来的に大型ショッピングセンターや駅が新しくできる可能性がある土地は、今後利便性が上がり価値も上がる可能性があります。
逆に、近隣の商業施設が閉店や空き家が増えていくと、エリア全体の価値が下がる可能性も。
将来の街の姿も想像しながら選んでみましょう。
交通状況
家前の道路の交通量、最寄り駅の距離・利便性も確認。
通勤や通学で毎日交通機関を使う方にとっては、とくに重要なポイントとなるでしょう。
まとめ
●ハウスメーカーに土地探しをお願いすると、家づくりの計画を踏まえた上で土地探しをしてくれるというメリットがあります。
家づくりの一部として土地を探すので条件に合った土地を見つけやすく、資金計画も立てやすくなります。
購入や住宅ローン手続きの窓口を一本化でき、手間が削減できるでしょう。
仲介手数料を削減できる可能性もあります。
●ハウスメーカーに土地を探してもらったあとに、建築を取りやめることはできないため、ハウスメーカー選びは慎重に行いましょう。土地を売却するときに費用が発生する場合があることや、ハウスメーカーが土地探しに対応していない場合があることも知っておくことが大切です。
●土地探しを成功させるポイントは、ハウスメーカーに家づくりへの本気度を伝えておくこと。
また、気になる土地は必ず現地に行って実際の土地を見て確認することも大切です。
●理想の土地を見つけるためには、土地の広さや形状、地盤、周辺環境や交通状況などをしっかりチェックしましょう。
現在の状態だけでなく、将来の街の姿も含めて検討すると良いですね。
全国に店舗があるナチュリエでも、家づくりに関するアドバイスやご提案をいたします！
自然素材の家や木の家を手がけるハウスメーカーをお探しなら、ぜひナチュリエにお気軽にご相談ください。
