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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
DIYで様々な家具を作りたいと思っている人は意外と多いのではないでしょうか。
さまざまなインテリアの中でも、テーブルやデスクはDIY初心者にも作りやすく、費用も少なく自作できるためおすすめです。
今回はDIYでテーブル作りに挑戦してみたい人に向けて、作り方や必要な費用、アイデアなどを紹介します。
材料の調達の方法や、オリジナリティあふれるテーブルづくりの参考にぜひ役立ててください。
DIYテーブルの作り方
まずは、DIYでテーブルを作るときの大まかな流れについて解説します。
設計図を作る
テーブルを作る場合、まずは設計図を作る必要があります。
設計図はテーブル作り全体を通しての指針になる非常に重要なものなので、必ず作るようにしてください。
また、テーブルを置く場所に合わせて脚や天板などのパーツの寸法も決めておきましょう。
テーブルの場合、脚は4本が基本ですが、それぞれの長さがバラバラになってしまうと完成した時にガタついてしまいます。
設計図の段階でしっかりと細部の長さまで決めておくようにしてください。
材料の準備をする
設計図ができたらテーブルの材料を準備します。
材料に関しては、ホームセンターなどで希望の大きさにカットしてくれるサービスもあり、それを利用すればより簡単に作業を進めることができます。
また、天板に関しては、テーブルのタイプやデザインなどに応じて塗装や組み立てが必要になる場合もあります。
忘れずにチェックしましょう。
脚を取り付ける
テーブル作りといっても、簡単なものであれば、天板に脚を取り付けるだけで完成するものもあります。
ボンドで脚と天板をくっつけ、ボンドが固まったらネジや釘で確実に脚と天板を固定させるだけです。
これで見た目には机の形が出来上がります。
DIY初心者の場合は、まずはこの形で作ることをおすすめします。
塗装する
脚と天板をくっつけた状態でも机として利用することはできますが、必要に応じてニスを塗ったり、ペンキで色付けたりするなどするとよりきれいに仕上げができます。
色付けは一つの色で塗装するなら市販のスプレー缶を利用することもできますし、いろいろな色を使ってカラフルな見た目にしたい場合はペンキの方が手軽でしょう。
DIYテーブルにかかる費用
DIYでテーブルを作る場合、作成にかかる費用には幅がありますが、3,000円~数万円ほどの金額で自作できます。
最も安いものだと、100円均一のアイテムを3つほど使用して作れば数百円で済みます。ホームセンターで材料を揃えても比較的安く製作可能ですよ!
後にテーブルの天板の材料としてもご紹介する「足場板」などは、丈夫でコストも抑えられるのが特徴。
新品の足場板は、幅20㎝・長さ40㎝程度のもので1枚3,000円前後で購入可能です。
実際に工事現場等で使用された古材なら、さらに安く購入可能です。
おしゃれさもありながら、丈夫で安い素材を選ぶように工夫をするのもDIYの楽しみのひとつですね。
一方で、使用する材料を高価なものにするとDIYとはいっても数万円かかってしまうケースもあります。
好きな材料でとことんこだわって作りたいというのであれば構いませんが、既製品よりも安く抑えてテーブルを作りたいという場合は、あらかじめ予算を決めて作りましょう。
DIYで作れるテーブルの種類とアイデア
ここからは実際にDIYで作れるテーブルの種類と、おしゃれで使い勝手をよくするためのアイデアを紹介します。
ダイニングテーブル
ダイニングテーブルは、家族で食事をとったり団らんの場になる大きなテーブルです。
チェアと一緒に使うことが多いため高さがある程度必要となり、一人につき肘を広げても余裕をもって座れるくらいのスペースがあると居心地のよいダイニングテーブルになります。
天板に使うのは厚みのある木材がおすすめ。
「足場板」を使うとより個性的で味のあるダイニングテーブルを作ることができます。
足場板とは作業場の足場に使われる板のことを指し、強度が高いのでDIYに流用されることも多いです。
古材を利用する場合は、傷や割れ目、錆び跡などがありますが、気になる場合はヤスリがけをするときれいになります。
足場板はアイアンの足と組み合わせると、アンティークでありながらもすっきりとした印象に。
汚れのように見える塗料もテーブルにするだけでおしゃれな雰囲気になり、使っているうちに多少の汚れが付いても目立ちにくいです。
サイドテーブル
サイドテーブルは、ソファやベッドの横に置く小さなテーブルです。
本やドリンク、リモコンなどを一時的に置いたり、ちょっとした照明器具を置くのに便利です。
サイドテーブルをDIYする際の材料は、足場板などの他にも、使わなくなった本棚などを解体した木材も活用してリメイクできます。
脚の部分を縦長のボックス型に組み立てれば、そのスペースに本や雑誌などを収納することができて機能的になります。
また、タオルハンガーやフックをつけることで、カバンなどをかけることも可能です。
ローテーブル
ローテーブルは、床や座椅子に座って食事をしたり作業するときなどに便利な高さのテーブルです。
ソファの前に置いて使う場合は、通常のローテーブルよりも少し脚を高めに設計すると使いやすくなります。
ローテーブル全体をボックス型にすれば、上部をテーブルとして利用することができるほか、下部にも収納スペースができ、機能的なローテーブルに。
シンプルなローテーブルであれば、足場板をL字の金具で留めるだけでDIYをすることができます。
使用するのは3枚の足場板とL字の金具、ねじだけなので、選ぶ材料によっては1,000円ほどで作れます。
すのこや結束バンドなど、100均ショップのアイテムなどをうまく使えば、のこぎりや電動工具も使わずに作ることもできますよ。
木材に加えて天板部分にガラスを使用するなど、異素材の材料を組み合わせてもおしゃれな印象に。
囲炉裏風の和風テイストでありながら、ガラスによって洋風のインテリアにもマッチするローテーブルになります。
デスク
仕事や勉強をするためのスペースとなるデスク。
1人用の大きさで専用スペースになることが多く、作業に必要な物を収納しておける引き出しや棚などがあるとさらに便利に使えます。
脚にキャスターを付けると、デスクごと移動できて快適に。
収納スペースは、デスクの前の壁にフックなどを取り付けてペンなどの軽いものをまとめておいたり、脚の部分を脚立のようにすれば棚を取り付けることもできます。
元家具職人のナチュリエスタッフも、ワークデスクのDIYの方法を詳しくご紹介しています。
「家具職人直伝!DIY初心者のワークデスクのおすすめの作り方」で、必要な準備や素材の選び方なども解説していますので、ぜひご覧ください!
テーブルDIYの方法や費用を知ってお気に入りの一台を作ってみましょう!
今回は、DIYでテーブルを作る際の方法と費用や、テーブルの用途に合わせたDIYのアイデアについて紹介しました。
DIYでテーブルを作る際はまずきちんとした設計図を作成することが非常に重要です。
材料に関してはホームセンターなどで簡単に入手可能ですし、100円ショップなどを利用してもよいでしょう。
ダイニングテーブルやサイドテーブル、ローテーブルやデスクなど、DIYでさまざまなテーブルが作れます。
どんなシーンで、どんなものを置いて使いたいかイメージして、材料も工夫して自分好みの素敵なオリジナルテーブル作りにチャレンジしてみてくださいね。
「DIY初心者向けの工具10選!工具の選び方まで徹底解説」では、DIY初心者がまず揃えるべきおすすめの工具をご紹介しています。
合わせて参考にしてくださいね!
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