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新築DIYでできることは?おすすめ箇所やメリット・デメリットを解説

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新築DIYでできることは?おすすめ箇所やメリット・デメリットを解説

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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。

家を建てるとき、一部の作業を自分たちで行う「新築DIY」にチャレンジする方は少なくありません。
作業の一部をDIYにすれば、家づくりに直接携わることで住まいに対する愛着もさらにアップ!

今回のコラムでは、新築DIYについて、取り組みやすい部分や、取り組む前に知っておきたいメリット・デメリットをご紹介します。

新築DIYでできることは?

新築住宅を建てるとき、作業の一部を自分たちで行う「新築DIY」という選択肢があります。
本来は業者へお願いする作業を自分たちで行うので、人件費分のコストダウンにつながることも。

難易度が低いものから本格的なDIYまで、新築DIYにはこんなものがありますよ。

アプローチのレンガ敷き

新築DIYに挑戦するなら、玄関周りを自分たちで整えるのがおすすめです。
DIY初心者には難易度が高めですが、アプローチのレンガ敷きは、玄関周りでも人気のDIYです。

次のような手順で進めていきます。

①土をすき取り、水平に砕石を敷く
②砕石の上にセメントと砂を混ぜたものを敷く
③その上にレンガを水平に配置する
④ほうきを用いて、目地に珪砂を詰める
⑤全体に水を撒き、2〜3日は乗ったり物を置かずに養生する

レンガを含め、材料はすべてホームセンターで購入できますよ。
工程の①や③では、水平器があると便利です。

外なので仕上がりが多少雑になってしまっても気になりづらいですし、入居してから時間をかけてのんびりと整えることもできます。

レンガは重たいので、お子さまと作業する場合などは注意してくださいね。

実は、外構は自分でDIYする方がお得になりやすい部分。
アプローチのレンガ敷き以外でも、花壇づくりや駐車場の砂利敷きなどもチャレンジしやすいですよ!

ウッドデッキ

新築DIYでは、ウッドデッキの設置に挑戦してみるのもおすすめ!
ウッドデッキがあると子どもの遊び場や、ちょっとした休憩スペースにもなるのが魅力です。

総費用は材料や広さによって大きく変わるため一概には言えませんが、天然木材の場合は1㎡あたり1〜3万円程度、人工木の場合は1㎡あたり2.5〜3.5万円といわれています。

質感や風合いなどだけでなく、設置後のメンテナンスの手間などを考慮して、自分好みの木材を選びましょう。
木材だけでなく、ウッドデッキの足を支える束石(つかいし)もホームセンターで揃えることができます。

木材をカットするための電動ノコギリや、木材の固定に必要なインパクトドライバーなど道具を揃える必要はありますが、施工業者の作業が入らない分、DIYの方がお得にウッドデッキを設置できます。

ナチュリエでも、ウッドデッキは施工会社にお願いせず、DIYで設置したというオーナー様がいらっしゃいますよ!
参考にしてみてくださいね。
はじめてのDIY、ウッドデッキに挑戦しました

芝生張り

芝生張りも、DIY初心者の方にもおすすめの新築DIY!

芝生を張ると庭が鮮やかな緑で美しくなり、土ぼこりを抑える効果もあります。
また、芝生がある部分は柔らかく小さなお子さんやペットが走り回っても、転んでもケガをしにくくなります。

材料は、芝生の苗、肥料(培養土)、目土用の砂が必要です。
あとは、スコップやハサミなど園芸道具があれば芝生張りを行うことができます。

芝生の苗は、安価なもので1束=1㎡程で約500円から購入可能です。

飾り棚

ちょっとした小物を収納したりディスプレイを飾る飾り棚作りも、難易度を選んで簡単なものからチャレンジできます。
ホームセンターなどで木材を購入してヤスリがけと塗装を行い、壁にビスで取り付けるだけでも、おしゃれな飾り棚になります。

キッチンや洗面所など水回りに設置する場合は、ニス塗りも忘れずに。

飾り棚には、有孔ボードを活用する方法も人気です。

有孔ボードとは、穴が規則正しく空いた板です。
有孔ベニヤ・ペグボード・パンチングボードと呼ぶこともあります。

有孔ボードは、専用の有孔ボード止め具を使うか、場所によっては両面テープなどで壁に貼りけることもできます。

クローゼット内のベルトや帽子などの収納に、キッチンの調理器具収納に…など、活用シーンは無限大。
玄関に小さめな石膏ボードを立てかけ、鍵をかけるスペースにするなど簡単なものならチャレンジもしやすいですね!



基本的に、新築DIYで関われるのは住宅の仕上げ部分のみとなります。
基礎や躯体、屋根、外壁などの部分は、耐震性や耐久性など住宅性能に関わり、住宅の安全性を左右する大切な部分なので、プロにお任せしましょう。

電気系統や水回り・ガス設備などの工事も専門の資格が必要ですので、関わることはできません。

壁やフローリングの塗装など、内装の部分は残念ながらコストダウンにはつながらないことが多いです。

工事をいったん中断したり、うまくいかなくて大工さんにお願いしたりすると、逆に手間がかかってしまうことも。
コストダウン目的ではなく、家づくりに携わりたい、思い出を作りたいという方も多いので、その場合は建築会社に相談してみてくださいね。

初めてDIYにチャレンジ! という方はこちらもコラムもぜひご覧ください。
DIYに必要な道具や材料のそろえ方、簡単なアイデアや作り方なども紹介しています。
DIYの始め方!初心者は何から?材料や道具、DIYアイデアも
間仕切りをDIYする方法は?おしゃれな部屋の間仕切り壁の作り方



新築DIYのメリット・デメリット


自分でつくるからこそ、好きな素材を使って好きなデザインで、自分だけのオリジナルテイストに仕上げられるのが新築DIYのメリット。
これから長く住む大切な住まいを文字通り自分の手でつくり上げたなら、いっそう愛着が湧く住まいになりますね。

DIYを家族で楽しむ時間や、DIYが完了した時に感じられる達成感も、きっと宝物になるはずです。

また、新築DIYでプロに任せる作業を自分で行えば、その分の人件費が削減できてコストダウンにもなります。

ただし、DIYはやはりプロの仕事と比べると仕上がりの完成度が高くないことも多いという点がデメリットです。
さらに、作業もプロがやるより時間がかかってしまいますし大変です。
新築DIYを行う際は失敗することも考えて、時間に余裕をもったスケジュールを考えましょう。

まとめ

●新築を建てる際、内装や外構の仕上げなどは新築DIYとして自分たちでつくることもできます。玄関アプローチのレンガ敷き、ウッドデッキや芝生張りのDIYがあります。飾り棚作りなどは難易度も低くおすすめです。住宅性能に関わる基礎や躯体、外壁、専門資格のいる電気・水道・ガス工事などはプロにお任せしましょう。

●新築DIYのメリットは、大切な住まいを自分で作り上げたという達成感や思い出が得られること。また、コストダウンできることもメリットです。プロの仕事と比べると仕上がりは劣りますが、大変な作業も良い思い出となり、住まいに対する愛着がさらに大きくなるでしょう。


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