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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
一鉢だけでも効果を発揮して、リビングをおしゃれな雰囲気に変えてくれる観葉植物。
植物があることで安らぎを感じ、リラックス効果が得られるとも言われていますよ。
ただ、どんな観葉植物を選べば良いのかわからなかったり、育て方に不安があったりする方も多いのでは?
そこで今回は、リビングのインテリアにおすすめの観葉植物を厳選して10種ご紹介!
選び方、上手に育てるポイント、おしゃれに飾る方法についてもお話ししますので、素敵なお部屋作りに役立ててくださいね。
リビングのインテリアにおすすめの観葉植物10選
育てやすく、人気のある観葉植物を10個厳選しました!
それぞれについて詳しくご紹介します。
大きめの観葉植物
家の中でも広い面積があるリビングには、大きめの観葉植物を置くのにぴったり。
おすすめの2種をご紹介します。
アレカヤシ
トロピカルな南国をイメージさせるアレカヤシは、放射線状に広がる葉っぱが印象的です。
笹のようなシャープな形状の葉っぱは、アジアン風のインテリアにもマッチ。
すっきりとした形なので、シンプルモダンなインテリアにも良く合います。
アレカヤシは丈夫で育てやすい人気の観葉植物。
本来は日光を好みますが、耐陰性もあるので室内で十分に育ちます。
水やりは土の表面が乾燥したら行います。
ウンベラータ
目をひくハート型の大きな葉を持つウンベラータ。
幹を曲げて樹形をアレンジが可能なので、どんな部屋に合わせても良くなじみます。
光の弱い室内に置いても問題ありませんが、日当たりの良い場所では大きく育ちます。
土の表面が乾燥したら水を与えます。
小さめの観葉植物
続いて、小さめの観葉植物2種をご紹介。
初心者さんはまずは1つ飾ることからはじめてみても良いですし、小さめの観葉植物を複数飾るのも素敵です。
シュガーバイン
シュガーバインはユニークな形の葉と、つるが長く伸びる姿が魅力的な常緑のつる性植物です。
小さな葉っぱがかわいらしく、ナチュラルな雰囲気のアイテムと相性抜群。
ハンギングで飾るのにも向いています。
明るい風が良く通る窓際が定位置になります。
水は土の表面が乾燥したら与えましょう。
多肉植物
多肉植物とは、葉や茎、根に水分を貯めることができる、多肉質の植物の総称のこと。
サボテンやアロエも多肉植物の仲間なんですよ。
コンパクトで、丸みを帯び、厚みのある葉の多肉植物には、独特の魅力があります。
ぷくぷくとした見た目に癒される多肉植物は、実にさまざまな品種があり、寄せ植えをしても楽しめます。
日の当たる場所に置くのが最適です。
水やりは、土の表面が乾燥したら行いますが、夏場は水やりをせず断水したほうが良い場合もあります。
購入店などで確認してみましょう。
香りを楽しめる観葉植物
インテリアグリーンの中では珍しい、香りが楽しめる観葉植物もあります。
ここでは2種ご紹介します。
ペペロミア・デピーナ(別名アロマぺぺ)
肉厚の葉が特徴で、10月頃に甘い香りを持つ白い花が咲きます。
もこもこっとした葉がたくさんつく姿がかわいらしいですよ。
高温多湿を好みますが、強い光には葉焼けを起こすので、窓辺から離して置くようにします。
水は土の表面が乾燥したら与えます。
アロマティカス
丸い多肉質の葉を持ち、触るとミントのようなすがすがしい香りを放ちます。
ハーブとしても使え、料理やカクテル、ハーブティーに加えて楽しむことができます。
ペペロミア同様、直射日光には弱いので、カーテン越しの日光が当たる窓辺などに置きましょう。
完全に土の表面が乾燥してから水を与えます。
初心者向けの観葉植物
観葉植物を育てたことがない方にもおすすめの、育てやすい品種を2種ご紹介します。
ポトス
観葉植物といえばポトス、というくらい人気のある、つる性の観葉植物です。
癖のないナチュラルな雰囲気があるので、どんな部屋にもぴったり溶け込みます。
日陰に強く、明るい室内に置けば季節を問わず楽しめます。
土の表面が乾燥したら、水やりをしましょう。
ネフロレピス(別名タマシダ)
くしゃくしゃとした葉が特徴的なネフロレピスはシダの仲間で、細かく分かれた緑色の葉が美しく広がります。
置く場所は、一年を通して明るい窓際が最適です。
夏場は風通しを良くし、株が蒸れないようにしましょう。
水は土の表面が乾燥してから与えます。
一人暮らしの方におすすめの観葉植物
一人暮らしのやや小さめのリビングには、葉の色や形に特徴のある観葉植物を選んでも楽しいですよ。
葉っぱの色や形が特徴的な2種をご紹介します。
アグラオネマ
アグラオネマは、銀白色の斑模様が入ったもの、艶があるものなど、カラフルで葉のバリエーションが豊富で育てやすいのが魅力です。
日の良く当たる場所に置きますが、直射日光は日焼けをおこすので避けましょう。
寒さに弱いので、冬の保温には注意が必要です。
水やりは土の表面が乾燥してから行います。
モンステラ
モンステラは大きく切れ込みの深い葉が特徴で、モダンな空間を演出します。
リゾート感も強いので、シンプルな部屋の雰囲気をがらりと変えてくれること間違いなし。
葉の大きな植物はほこりが溜まりやすいため、楽に呼吸ができるように、ときどき拭いてあげてくださいね。
カーテン越しの明るい室内がおすすめ。
土の表面が乾燥したら水をあげましょう。
観葉植物をリビングインテリアとしておしゃれに飾る方法
素敵なお部屋作りのために、観葉植物をどのように飾れば良いか、ポイントを具体的に説明していきましょう。
部屋の余白部分に飾る
部屋の余白部分に観葉植物を置くと、姿形やグリーンの色がいっそう引き立ちます。
大型の観葉植物は存在感が大きく、飾り方ひとつで部屋の雰囲気ががらりと変わります。
また、部屋の中で隠したい物や場所がある場合の目隠しにも有効です。
家具の横や棚の上などに左右対称で飾るのも、おすすめしたい方法です。
大きさと種類が同じものを用いると、スタイリッシュでおしゃれな空間が生まれます。
異なる種類・サイズの観葉植物を飾るのも、組み合わせによっては素敵な空間を演出します。
雑貨と組み合わせて飾る
身近にある雑貨と組み合わせて飾ることで、観葉植物の魅力がより引き出せます。
例えば鉢カバーとして色々な雑貨を使用するのもおすすめ。
天然素材のバスケットを使うと、柔らかでナチュラルな雰囲気を演出できます。
素朴な美しさのある木の箱に、小さな多肉植物などをたくさん並べてみるのも素敵です。
また、ちょっと古びたワインケースなどに観葉植物を2、3鉢置けば、部屋の一角をおしゃれなカフェのような雰囲気に変えられます。
吊るして飾る
室内に観葉植物を置くスペースがない場合は、部屋の上部にある空間を利用して、小型の鉢を吊るして飾りましょう。
目線が高い位置まで上がるため、部屋を広く見せられます。
小さなお子さん・ペットがいるなど、床に植物を置きたくない方にもおすすめです。
見上げる形になるので、シュガーパインやポトスなどのように、下に伸びていくつる性の品種が適しています。
鉢を吊るすのに必要なハンギングホルダーは、インテリア雑貨の店で手軽に入手できます。
部屋の隅にフォーカルポイントとして飾る
部屋に入ると自然に目線が行ってしまう場所を、フォーカルポイントと呼びます。
部屋の雰囲気が何となく物足りないとき、フォーカルポイントとして、観葉植物を飾ってみてください。
まとまりのない部屋がぐっと引き締まり、魅力ある部屋へと変化したことを実感できます。
小さな観葉植物をいくつか組み合わせて置く場合は、その中心にアグラオネマやモンステラのような、強い個性のある一鉢を置くと良いでしょう。
リビングの観葉植物を選ぶポイントと育て方
リビングの観葉植物の選び方のポイントと育て方をご紹介します。
リビングの観葉植物の選び方のポイント
リビングの観葉植物を選ぶときには、次のようなポイントで探してみましょう。
ポイント①観葉植物を置く場所を決めておく
リビングのどこに飾るのかを考えます。
植物の将来的な大きさや、部屋の雰囲気との相性なども確認しましょう。
置く場所の日当たり・温度など環境に適した植物を選ぶことも大切です。
ポイント②何のために置くか考える
何のために観葉植物を置くか考えましょう。
インテリアのアクセントとして取り入れたいのでしょうか。
あるいは、緑に囲まれて日頃の疲れを癒やしたいのでしょうか。
大型の観葉植物を置くことで、目立たせたくない場所を隠したいという方もいるかもしれません。
観葉植物を取り入れる目的を考えておくと、合ったものが選びやすくなりますよ。
目的と言うと難しいかもしれませんが、インテリアとして取り入れたい場合は、どんな雰囲気の部屋にしたいかをイメージしてみるのがおすすめです。
インテリアのテイストには、シンプルやアジアンリゾート、カフェ風などさまざまなものがあります。
カフェ風のインテリアにするコツは「カフェ風インテリアの作り方は?ポイントやおすすめアイテムもご紹介」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ポイント③育てやすいか確認する
観葉植物をできるだけ長く楽しむために、育てやすいかを確認しておくと良いでしょう。
お気に入りの観葉植物が見つかったら、日当たりや水やりの頻度、病害虫にも強く育てやすいかなどをチェック。
葉が大量に落ちて掃除が大変になってしまう品種もあるので、その点も確認してください。
ポイント④丈夫そうな株を選ぶ
元気でしっかりとした株を選ぶと、後のお手入れが楽です。
次のポイントをチェックしましょう。
- 株全体が生き生きしている
- 葉の色艶が良くきれいな葉がたっぷりついている
- 根元ががっしりしている
- 病気や害虫の被害がない
- 鉢穴から根が多く出ていない
観葉植物の育て方のコツ
観葉植物と上手に暮らしていくためのコツを紹介します。
コツ①土が乾いたら水やりをする
基本的には、土の表面が乾燥したら水やりをします。
屋外で育つ花壇の草花などに比べ、部屋の中に置いた観葉植物は頻繁に水やりをする必要がありません。
寒い時期は、土が乾いてから2、3日後に水やりをします。
水分を与えすぎると、根腐れを起こし、枯れてしまう原因となります。
コツ②植物に合った場所に置く
観葉植物は強い日当たりを好むものから、直射日光を浴びると葉焼けして、枯れてしまうものまでさまざまです。
日当たりを考えて置く場所を決めましょう。
コツ③温度管理に気をつける
観葉植物の多くは熱帯、亜熱帯の生まれで、環境的には、日本の初夏から秋の気候に似ています。
そのため、夏の暑さがある時期は比較的順調に育つのですが、問題なのは冬の寒さです。
最低でも10℃以上の温度を保つようにしてください。
夜の間、冷え込みやすい玄関などに置いてある場合は、温かな場所に移したり段ボールなどを被せたりして、しっかり保温することをおすすめします。
コツ④風通しを良くする
風通しの良さは日当たりとともに、どの植物にとってもたいへん重要です。
水がいつまでも乾かず土が蒸れて、夏場は病害虫やカビが発生してしまうことも多くあるからです。
窓を開けない時期はサーキュレーターや扇風機を使って、部屋の中の空気を循環させ、風通しを良くしましょう。
ただし、直接葉に風を当ててしまうと、葉が乾燥して落ちてしまうので注意してくださいね。
エアコンの風にも要注意です。
まとめ
●リビングの観葉植物は人々を癒してくれるだけでなく、部屋の印象を変えてくれる、インテリアに抜群のアイテムです。
存在感のある大きめの観葉植物、初めてでも育てやすい小さめの観葉植物など、飾る目的に合わせて選んでみましょう。
●リビングの観葉植物のおしゃれな飾り方はたくさん!
雑貨と組み合わせたり、吊るして飾ったりと、さまざまなアイデアで楽しんでくださいね。
●リビングの観葉植物を選ぶときは、置く場所や目的、育てやすさをチェック!
実際に手に取ってみて、丈夫な株かどうかも確認しましょう。
育て方のコツを押さえ、お気に入りの観葉植物をリビングのインテリアとして取り入れてみてくださいね。
全国に店舗があるナチュリエは、木の家でのていねいな暮らしや自然素材の家を提案するハウスメーカーです。
家づくりに関するアドバイスやご提案をしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。