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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
吹き抜けは天井が高いため手が届かず、掃除が大変そうと尻込みしてしまっていませんか?
実は、吹き抜けの掃除は思っているよりも簡単なんです。
柄が伸縮式になっている掃除グッズを使えば、脚立いらずで意外と楽に吹き抜け掃除ができますよ。
今回は吹き抜けの掃除の頻度や、具体的な掃除方法を解説します。
吹き抜け掃除におすすめのアイテムもご紹介しますので、ぜひ吹き抜けの掃除にチャレンジしてみてください。
吹き抜けの採用に悩んでいる方も、コラムを通して、ぜひ住んでからのお手入れをイメージしてみてくださいね!
吹き抜けの掃除頻度と掃除方法をチェック!
吹き抜けの掃除の頻度は1年に1回以上、できれば2か月に1回は行えると良いでしょう。
シーリングファンの掃除は、季節の変わり目にはしておきたいものです。
吹き抜けを掃除しないままにしておくと、照明の上部や窓枠にホコリが溜まったり、窓ガラスにカビが生えたりする恐れがあります。
シーリングファンを設置している場合は、ファンを回すときに溜まったホコリをまき散らしてしまう…なんてことにも。
湿気や結露によるカビの発生を防ぐためには、普段からの換気も重要ですよ。
では、どのように掃除を進めれば良いか、具体的な吹き抜け掃除の方法をご紹介します。
吹き抜けの掃除方法
吹き抜けは、伸縮できる柄の長いモップやワイパーがあれば、1階の床から手を伸ばして掃除が可能です。
2階から手を伸ばせば届く範囲に窓や照明があるつくりの家であれば、もっと気軽に掃除ができるでしょう。
※転落には十分注意してください。
吹き抜け掃除は、以下のような流れで行います。
- 吹き抜けの下の部屋の家具類を移動させる
- 柄の長いモップで壁や照明のホコリを取る
- 柄の長いガラスワイパーやフローリングワイパーで窓を拭く
- 床に落ちたホコリを掃除する
- 換気を十分にする
それぞれの手順について、詳しく見ていきましょう。
1.吹き抜けの下の部屋の家具類を移動させる
まず吹き抜けの掃除に取り掛かる前に下準備をしましょう。
1階の家具や小物にホコリがかぶらないように、物をどかします。
動かすのが難しいものは、新聞紙やゴミ袋をかぶせて養生します。
掃除をする人は、ホコリを吸い込まないように、マスクをして作業にあたりましょう。
2.柄の長いモップなどで壁や照明のホコリを取る
モップで壁や照明、シーリングファンをぬぐい、ホコリを取ります。
あまり目立ちませんが、壁にもホコリがついているため、吹き抜け全体にモップをかけましょう。
窓枠はホコリが溜まりやすい箇所なので念入りに。
ホコリは水を含むと固まってしまうため、ホコリ取りは必ず水拭き掃除の前に行いましょう!
3.柄の長いガラスワイパーやフローリングワイパーで窓を拭く
水拭きから乾拭きの順で窓の汚れを落とします。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を溶かした水をつけたスポンジや雑巾を使って汚れを落とします。
窓拭きはスポンジが付いたガラスワイパーを使う方法と、雑巾や掃除シートを挟めるフローリングワイパーを使う方法があります。
スポンジが付いたガラスワイパーは、スポンジ部分を水で濡らし窓を水拭きし、ガラスワイパー(スクイージー)で水切りして乾拭きの代わりとします。
フローリングワイパーは濡れ雑巾や掃除シートを挟んで窓を水拭きし、乾いた雑巾に付け替えて乾拭きします。
4.床に落ちたホコリを掃除する
数ヶ月に1回の掃除であれば、床には結構な量のホコリが落ちるため、掃除機を使って掃除します。
移動できなかった物をカバーするためにかけた新聞紙やゴミ袋は、そのまま捨てましょう。
5.換気を十分にする
ホコリが宙に舞っている状態なので、最後に窓を開けて換気し、空気もキレイにします。
外側からの窓掃除方法
窓の外側も、屋外から伸縮できるガラスワイパーなどで掃除できます。
外側の汚れはひどい場合があるため、中性洗剤を溶かした水につけたスポンジでこすり洗いするのがおすすめです。
その後、ホースで水をかけ、ガラスワイパーで水切りします。
隣家と距離が近いなど、ホースで水をかけるのが難しい場合は、水を直接かけずに室内と同じように水拭きから乾拭きというやり方もおすすめです。
窓ガラスは外側をキレイにしてから、内側の掃除に取り掛かると汚れが見やすくなりますよ。
吹き抜け掃除をハウスクリーニング業者に頼む方法も
細かい場所のホコリをしっかり取り除きたい方は、ハウスクリーニングを頼むという方法もあります。
吹き抜け掃除をハウスクリーニングに頼んだ場合の一般的な料金は、5万円前後です。
数年に一度なら選択肢に入れても良いかもしれませんね。
吹き抜けの掃除に必要なアイテムと選び方のポイント
吹き抜けの掃除に用意しておきたいアイテムは下記の通りです。
- 柄の長いモップ
- 柄の長いガラスワイパー、またはフローリングワイパー
- 雑巾
- 新聞紙、ゴミ袋
- マスク
- 掃除機
- (あると便利)脚立
モップは、ホコリを絡めとらせて掃除するのに必要です。
角度がつけられるモップなら、シーリングファンの掃除も簡単です。
360°吸着繊維がついているようなモップを選べば、細かい向きの調整が必要なく掃除のストレスが軽減できます。
ガラスワイパーは、スポンジ面と水切りに使うスクイージー面があるものが便利。
フローリングワイパーは、床掃除に使うような四隅に穴が開いていて雑巾やシートを挟めるものを選ぶのがおすすめです。
モップやワイパーの長さについては、天井の高さから考えてみましょう。
一般的な住宅の天井の高さは2.5m前後であるため、吹き抜けの天井は2倍の5mくらいの高さがあります。
伸縮式のワイパーなどは最大で約5mほど伸びるものが販売されています。
自分の身長に合わせて、吹き抜けに届く長さに伸びるモップやワイパーを購入しましょう。
柄の長いモップやガラスワイパー、フローリングワイパーはホームセンターやインターネット通販で販売されています。
先端につけるアタッチメントが複数セットになっていて、モップやワイパーなど付け替えられるものなら1本で完結でき便利です。
雑巾はフローリングワイパーにつけて使いますが、いらなくなった服を切ったものや、床掃除に使う掃除シートでも代用できますよ!
吹き抜けの掃除は脚立がなくてもできるケースが多いですが、あれば余計に手を伸ばして掃除をする必要がなく、楽です。
使うときには、確実に金具をロックして安全に気をつけて使いましょう。
移動できない家具などのホコリよけに必要な新聞紙や紙袋、掃除中に着用するマスクのご用意も忘れずに!
まとめ
●吹き抜けの掃除は、1年に1度、できれば2か月に1回が目安。カビを予防するためには、普段からの換気も忘れないようにしましょう。吹き抜けの掃除には、モップやワイパーが必需品です。床にホコリが落ちるため、移動できない家具などはあらかじめ新聞紙などで覆っておくのがポイントです。
●吹き抜け掃除で用意しておきたいアイテムは、柄の長さが調整できるモップやワイパー、雑巾、新聞紙などです。伸縮式の掃除グッズは、先のアタッチメントを付け替えられるものなど便利なものがあるので、一度探してみるのがおすすめです。
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