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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
全身を包まれ、ゆらゆらと揺れる浮遊感。
非日常的な心地良さを味わえるハンモックは、最近ではアウトドアから室内用まで用途に応じた種類が続々と登場し、寝具・インテリアとして人気を集めています。
「ハンモックといえばアウトドア」というイメージがありますが、話題のおうちキャンプや庭キャンプにもおすすめのアイテムです。
そこで今回は、ハンモックの魅力や種類、選び方のポイントを解説します。
近年人気のハンモックの特徴もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ハンモックの魅力や種類を詳しくチェック!
アウトドアやおうちキャンプ、インテリアとしても大活躍のハンモック。
まずはハンモックの魅力や種類について見ていきましょう。
ハンモックの魅力と特徴
ハンモックの魅力は、ベッドやソファでは味わえない非日常的な浮遊感。
全身が包まれる安心感と心地良い揺れにリラックスして、ふと気づいたときには、ついついうたた寝してしまっているかもしれません。
ハンモックは通気性に優れていて背中側からも風が通るので、暑い夏でも涼しく快適に眠ることができます。
生地だけを取り外せば洗濯も簡単で、清潔に使うことができるでしょう。
ハンモックで寝ると、体とハンモック生地の接地面が広いため、体重の負荷が分散され、腰にかかる負担を和らげる効果も期待できます。
寝心地重視の就寝用のハンモックであれば、一晩中寝ることができるほど快適です。
4種類のハンモック、それぞれの魅力とは?
魅力あるハンモックには、いくつかの種類があります。
まずは、「自立式ハンモック」と「吊り下げ式(非自立式)ハンモック」。
そして、その2つに+αの機能を備えた「ハンモックチェア」と「3wayハンモック」です。
ハンモックの種類ごとの魅力をご紹介します。
自立式ハンモック
自立式ハンモックは、付属のスタンドポール(支柱)にハンモック生地を吊り下げるタイプです。
支柱の重さによっては持ち運びが不便ですが、設置のスペースさえあれば、吊り下げに適当な木や柱、梁(はり)がない室内でも使える利点があります。
ベランダや庭でも場所を問わず、スタンドポールを組み立てるだけで利用できるので、おうちキャンプや庭キャンプにもおすすめです。
おうちキャンプや庭キャンプの魅力・楽しみ方は、こちらのコラムで詳しくご紹介していますので、あわせてぜひご覧ください。
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吊り下げ式(非自立式)ハンモック
吊り下げ式ハンモックとは、設置場所にある木や柱を支えにして利用するタイプです。
支えにロープを通し、結び目やカラビナ(金属製の固定具)にハンモック生地を吊り下げます。
生地を折りたたんでコンパクトに持ち運べるため、キャンプなど荷物を減らしたいときにもおすすめです。
また、比較的リーズナブルな値段で購入できるのもメリットでしょう。
ハンモックチェア
ハンモックチェアは、名前のとおり椅子のように腰かけられるタイプです。
全身をすっぽりと包む形状で、体に負荷がかかりにくく、長時間の読書などにもおすすめです。
自立式であればどこにでも設置できますし、吊り下げ式であれば梁などに吊り下げて、全方向に揺れる快適さが味わえます。
ハンモックより狭いスペースで利用でき、室内インテリアとしても取り入れやすいので、小さな子どもと一緒に揺られて楽しむのも良いでしょう。
3wayハンモック
3wayハンモックとは、自立式ハンモックにさらに椅子やハンガーラックの機能を備えたタイプのこと。
のんびり横になれる寝具として、読書を楽しむソファとして、洗濯物の部屋干し用のハンガーラックとして、1台3役が可能な優れものです。
ハンモックを取り入れたいけど「部屋が狭いのでできるだけ家具を減らしたい」という方に特におすすめです。
ハンモックの選び方は?チェックポイントを解説
理想のハンモックを選ぶためには、次のポイントで決めるのがおすすめです。
- 使用する場所はどこか
- 必要なサイズはどれくらいか
- ハンモック生地の素材は何か
- どれほどの重さに耐えられるか
- 編み方はクロスタイプかネットタイプか
一つずつ解説していきます。
使用する場所はどこか
まずはハンモックを使う場所がアウトドア(屋外)かインドア(屋内)かなど、使用場所に応じて選ぶと良いでしょう。
先にご紹介した通り、コンパクトで持ち運びしやすい「吊り下げ式」は荷物を極力コンパクトにまとめたいキャンプなどには向いています。
また、逆に支えの分だけ重量がかかる「自立式」は、荷物が多くなりがちなアウトドアには不向きといえます。
しかし、荷物の持ち運びに余裕がある場合や、木や柱など支えがないキャンプ場などでは、どこでも設置できる「自立式」が活躍するでしょう。
屋内使用の場合は「吊り下げ式」ではフックの取り付けや再設置に手間がかかるため、一般的には、移動が楽な「自立式」がおすすめです。
「吊り下げ式」が良い!という方は、天井や柱、梁などが取り付け可能な強度かを確認し、周囲に窓ガラスや壊れものがないスペースを確保しましょう。
※新築でハンモックを設置予定の方は、事前に施工会社に依頼しておくことをおすすめします。ハンモック自体の取り付けは、ご自身で行えます。
必要なサイズはどれくらいか
ハンモックのサイズによって、使用人数や寝心地などが変わってきます。
ハンモックにはシングルやダブル、ファミリー用などのサイズがあるので、使用人数にあわせて適したサイズを選びましょう。
室内で使う場合には、ハンモックを設置できるスペースが十分にあるかどうかもチェックしておくのがポイント。
設置するだけでなく、ハンモックが揺れたときに壁などに当たらないだけの空間が周囲にあるかどうかも確認しておきましょう。
ハンモック生地の素材は何か
ハンモック生地にもいくつかの種類があり、「機能性」や「使う場所・季節に応じた使い分けができるかどうか」がチェックポイント。
生地の主な種類として、コットン、パラシュートナイロン、ハマクテックスの特徴をご紹介します。
コットン
コットンは最も一般的な素材で、吸湿性や吸水性が良く、ハンモック初心者におすすめ。
特に化学薬品不使用のオーガニックコットンは、肌触りの心地良さやインテリアになじむナチュラルテイストな風合いが魅力です。
汗をかいても乾きやすい性質と保温性の高さから、利用する季節を問わない利点もあります。
ただし、湿ったまま放置するとカビが生えやすいので、保管の際はご注意を。
パラシュートシルク
パラシュートシルクとは、パラシュート用に開発された素材で、軽くて持ち運びに便利な点が特徴です。
通気性が高く、汚れて洗ったあとは陰干しすれば、比較的素早く乾かすことができます。
カビが発生しにくいなど耐久性や強度に優れており、アウトドア向けの素材です。
ハマクテックス
ハマクテックスとは、ハンモックブランド「ラ シエスタ/La Siesta」が屋外向けのハンモック用に開発した化学繊維です。
紫外線に強いため劣化や色落ちがしにくく、濡れても素早く乾く性質を備えているため、「外に放置しがち」「屋外で頻繁に使う」という方にはぴったり。
見た目や肌への感触はコットンに近く、快適な使い心地も魅力です。
どれほどの重さに耐えられるか
ハンモックがどれほどの重さに耐えられるか(耐荷重)も重要です。
1人使用の場合は100kg以上、2人の場合は200kg以上あると安心でしょう。
子どもがいるファミリーなど、親子3人で使いたい場合は、耐荷重300kg以上が目安です。
耐荷重の数値は、ハンモックが揺れていないときを基準としている場合が多いため、安全に使うには余裕を持たせた商品を選びましょう。
編み方はクロスタイプかネットタイプか
生地を密に編み込んだものを「クロス」タイプ、編み目が大きいものを「ネット」タイプと呼びます。
クロスタイプは断熱性が高く寒い時期にもおすすめですが、ネットタイプのほうは通気性が良いので、暑く蒸れやすい時期の使用にも適しています。
また、ネットタイプは体の線にそって伸び縮みするため、寝心地が良いという魅力もあります。
人気のハンモックの種類をご紹介!おうちキャンプにも!
ハンモックはアウトドアやキャンプで使うだけでなく、家にいながら非日常感を高めるアイテムとして、おうちキャンプにもぴったりです。
近年人気のハンモックを見てみると、組み立ても簡単で、ベランダや庭、屋内のどこにでも設置できる自立式ハンモックが売れ筋となっています。(2024年5月時点)
「おそと」から「おうち」へ、ハンモックに対するニーズの広がりを感じますね。
さて、人気を集めるハンモックとは、いったいどのような特徴を備えているのでしょうか。
ランキング上位を占める商品の傾向を、いくつかに分けてご紹介します。
好みのインテリアに馴染ませたい!ナチュラルカラーのハンモック
色はコットン素材の淡いベージュや、ブラウンやカーキといったアースカラーなど、おしゃれで落ち着いたものが人気の傾向です。
スタンドポールもインテリアに馴染みやすいブラックやホワイト、ウッドカラーなどが主流となっています。
ゆったり使いたい!広々ハンモック
幅広の生地のハンモックは、ゆとりと安心感のある乗り心地が人気です。
生地が幅広だとポールを調整して椅子のように腰かけたり、子どもと一緒に乗ったりと、ゆったり過ごせます。
高さ調節の機能や耐久性にも優れ、長く愛用しやすいメリットも。
シーンに合わせて利用したい!持ち運びが便利なハンモック
省スペースでコンパクトに折りたためるタイプも人気を集めています。
スタンドポールの重量がデメリットとなる自立式ですが、軽量タイプにすることで、どこでも気軽に使える仕様に。
おうちキャンプはしたいけどインテリアとして出しっぱなしは避けたいときに、さっと片付くので便利です。
座ったり・寝たり・物干しに使ったり…
用途に合わせて使い分けできる3wayタイプも、比較的軽量なタイプが多く売れ筋になっています。
おうちでキャンプを取り入れるための家づくりのコツもこちらのコラムでご紹介していますので、キャンプ好きの方はぜひあわせてチェックしてくださいね!
これなら間違いなし!キャンプ好きのための家・間取りとは
まとめ
●ハンモックの種類は主に4つあります。
スタンドポールが付属した「自立式」、木や柱に下げる「吊り下げ式」、椅子のように腰かけられる「ハンモックチェア」、寝具・椅子・ハンガーラックのマルチ機能を備えた「3wayハンモック」です。
●ハンモックを選ぶ際には、使用する場所が屋内ならば基本的には「吊り下げ式」、屋内ならば「自立式」がおすすめです。
生地の素材や編み方は、機能性や季節に応じた使い分け方をチェックし、サイズや耐荷重は使用人数に合わせて選びましょう。
●近年人気の傾向にあるハンモックのタイプは自立式です。
インテリアに馴染むナチュラルカラーや、ゆったり楽しめる幅広タイプ、持ち運びに便利な軽量タイプも人気となっています。
自然素材の家や木の家の注文住宅を手がけるハウスメーカーのナチュリエは、全国に店舗があります。
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