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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
「外で遊びたがる子供を、毎回公園に連れて行くのが大変」という悩みをお持ちの方は多いですよね。
公園でなくとも、整備された庭なら安心して子供に外遊びをさせられますよ!
今回は子供が遊べる庭づくりのポイントや、子供が喜ぶ庭づくりのアイデア、子供の成長後を考えた庭の活用法をご紹介します。
子供と庭で楽しく遊びたい、安全に遊ばせたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
子供が遊べる庭づくりのポイントとは?
子供を安心して遊ばせられる庭にするために押さえておきたいポイントがあります。
ここでは子供が遊べる庭づくりのポイントを見ていきましょう。
転んでもケガしにくい芝生を敷く
子供を安心して遊ばせられる庭にするためには、安全性が第一です。
庭の地面は砂利やコンクリートより、クッション性があり転んでもケガをしにくい芝生を敷くのがおすすめです。
芝生には天然芝と人工芝があり、天然芝には自然の美しさがありますが、芝刈りなどのメンテナンスが必要になる点を考慮しておきましょう。
人工芝は手入れが不要ですが、費用が高額になりやすいというデメリットがあります。
天然芝か人工芝か迷ったら、メンテナンスの手間や費用を勘案しつつ、外構業者にも相談してみましょう。
芝生は自分で植えることも可能です!
下記のコラムも参考にしてみてくださいね。
芝生の植え方のポイントを手順とともにご紹介!お手入れ方法も
家の中から親の目が届く配置にする
庭の子供が遊ぶスペースは、リビングやキッチンの窓から良く見える位置に作ると安心して子供を遊ばせられます。
外構の計画段階で、「リビングから見える位置に砂場を作ろう」などと決めておくとスムーズに庭づくりができますよ。
また、子供が遊んでいる様子を大人が見守りやすいように、庭の一角にベンチやチェアを置いてくつろげるスペースを作るのもおすすめです。
目隠しのフェンスや生垣を設置する
夏になったら庭にビニールプールを出して水遊びをすることもあると思いますが、周りからの人目が気になるところですよね。
目隠しになるフェンスや生垣があれば、安心してプール遊びができます。
フェンスは、適度なすきまのあるルーバーフェンスを選ぶと、圧迫感を抑えられるとともに風通しも良くなります。
緑あふれる庭にしたい方は、生垣を選ぶと良いでしょう。
飛び出し防止のために門扉やフェンスを作る
子供はいきなり走り出すことがあるので、道路に飛び出して事故に遭ってしまうおそれがないとは言い切れません。
道路沿いに門扉やフェンスを設置して庭を囲えば、子供が飛び出す危険性を少なくできるでしょう。
ボール遊びをする時も、フェンスがあればボールの飛び出し防止に役立ちます。
また囲いがあることによって、他所の子供や不審者が入ってきてしまうリスクを抑える効果も期待できます。
色々な用途で使えるウッドデッキもおすすめ
ウッドデッキは室内から出入りできるので、子供でも行き来がしやすく便利に使えます。
庭で遊ぶ子供を、大人がウッドデッキから見守るといった使い方もできますよ。
ウッドデッキは庭でのバーベキューの食事スペースや、家族全員がくつろげる第二のリビングとして使えるため、作っておくと庭での活動の幅が広がるでしょう。
タイルで作られたタイルデッキも、メンテナンスがしやすく人気です。
ウッドデッキをご検討の方は、下記コラムもあわせてご覧ください。
ウッドデッキのメリットデメリットを解説! 材質や注意点なども詳しく
ウッドデッキの掃除方法を完璧に!普段のお手入れでも長持ちさせよう
子供が遊べる庭づくりのアイデア
自宅の庭に遊具や設備をプラスしたり、子供が喜ぶ活動をしたりして、庭を最大限有効に使いましょう。
子供が喜ぶ庭にするためのアイデアをご紹介します。
DIYで砂場を作る
自宅の庭に砂場を作れば、わが子専用の砂場で思う存分遊ばせてあげられます。
砂場は気軽にDIYが可能ですよ!
まず砂場にしたい場所に防草シートを敷き、周りをレンガや枕木で囲います。
囲った内側にホームセンターで購入した砂を流し入れれば、マイ砂場の完成です。
ただし、砂場を外飼いの猫やのら猫がトイレにしてしまうケースもあるようですので、使わないときにはビニールシートなどで覆っておくなどの対策を忘れないようにしましょう。
遊具を設置する
庭に置いて遊べる遊具は、下記のようなものがあります。
- ブランコ
- すべり台
- 鉄棒
- トランポリン
- キッズハウス(小屋)
公園では順番待ちをしなくてはならない遊具も、庭に置けば使い放題です。
子供の成長に合わせて遊具を変えていくと、使わなくなるものも出てくると思いますので、それらをしまえる物置があると便利です。
庭キャンプをする
庭にテントやタープを張って、バーベキューなどを楽しむ庭キャンプ。
普段と違いキャンプ場のようになった庭に子供のテンションも上がるでしょう。
庭キャンプの場合は、寝るのは庭に張ったテントでも、おうちの寝室でも自由に選べるというメリットがあります。
庭キャンプについては「庭キャンプの楽しみ方とは?過ごし方や楽しむ工夫、おすすめ道具を紹介」で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
家庭菜園で野菜を育てる
家庭菜園でトマトやキュウリなどを育てて食べるという経験は、子供にとって自然に触れる良い機会になります。
自分たちで育てた野菜なら、野菜嫌いの子でも食べてくれるかもしれませんね。
土いじりは、ミミズなどの虫に親しむきっかけにもなるでしょう。
家庭菜園やガーデニングをするなら、立水栓を設置して外でも水を使えるようにしておくと便利です。
家庭菜園を作る際の広さやコツなどについては、下記のコラムもぜひご参考ください。
新築で家庭菜園を作るときの広さは? 作り方のコツや注意点
子供の成長に合わせて庭づくりをしよう
子供が成長すると、小さい頃には喜んで遊んでいた遊具や設備が不要になってしまうことはよくあります。
ここでは、子供の成長に合わせた庭のリフォーム案を3つご紹介します。
- 砂場を花壇・家庭菜園にリフォーム
- ウッドデッキをカフェスペースにリフォーム
- ウッドデッキをサンルームにリフォーム
砂場は、砂を土に入れ替えれば花壇や家庭菜園にリフォーム可能です。
砂場を作るときは、あらかじめ花壇や家庭菜園にリフォームすることを念頭に置いて配置を決めると良いでしょう。
子供の遊び場だったウッドデッキを、大人がくつろげるカフェスペースにするのもおすすめです。
テーブルとチェアを置いて、日よけにシェードなどを取り付ければ、おうちカフェとしてくつろぎの時間を過ごせます。
ウッドデッキをサンルームにリフォームするという方法も。
子供が大きくなって洗濯物が増えたときでも、天気を気にせず洗濯物を干せるスペースにもなりますね。
そのほかにも、使わなくなった遊具を処分し、駐輪スペースやスポーツの練習場として使うなど子供の成長にあわせて庭の使い方を見直すと、有効利用できるでしょう。
まとめ
●子供を安心して遊ばせられる庭づくりのポイントは、芝生を敷いたり、フェンスで囲ったりしてケガや事故のリスクを減らすこと。フェンスは目隠しの役目も果たします。
●庭には喜ぶ子供も多い砂場や遊具を設置するのがおすすめです。庭キャンプは自宅でキャンプ気分が味わえ、子供も大人も楽しめるでしょう。家庭菜園で野菜を作るなど、他ではできない体験を親子で一緒に楽しむこともできます。
●子供の成長にあわせて庭のデザインも変化させていくと使い勝手が良くなるでしょう。子供が遊ばなくなってしまった砂場は、花壇や家庭菜園にリフォームする方法があります。
全国に店舗があるナチュリエは、木の家でのていねいな暮らしや自然素材の家を提案するハウスメーカーです。
家づくりに関するアドバイスやご提案をしていますので、ぜひお気軽にご相談ください。