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こんにちは。ナチュラル&スローな家「ナチュリエ」のスタッフです。
アウトドアが好きな方で、自分の家をアウトドア風にしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
山や川など自然豊かな場所に行ってリフレッシュしたくても、忙しかったり、子どもが小さかったりと、なかなか外で長時間過ごせないという方も多いでしょう。
最近人気のアウトドア風の間取りにすれば、家にいながら自然を感じることができますよ。
今回は、どのようにすればアウトドアのような雰囲気を演出した家ができるのかをご紹介します。
アウトドアな家づくりの間取りや家具のアイデアから、注意したい点、施工事例までお伝えしますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
アウトドアな家にする間取りのアイデア
アウトドアが好きな方にとって、毎日好きなものに囲まれながら過ごせる空間は魅力的です。
そうでない方にとっても、アウトドア風の開放感のある住空間で過ごすことで気持ちをリラックスできたり、家族のコミュニケーションが活発になったり、心身ともにリフレッシュできるでしょう。
アウトドア風の家にするためには、家を注文する段階から間取りなどの計画を立てる必要があります。
自分の建てたい家を実現するためにアイデアを集めつつ、建築会社とも相談しながら進めましょう。
アウトドアな家にするための間取りのアイデアをご紹介していきます。
アウトドアリビング
アウトドアリビングとは家づくりのコンセプトの1つで、バルコニーや庭を屋外のリビングとして活用することです。
天気の良い日には家族で屋外で食事をしたり、子どもやペットと遊んだりなどさまざまな用途で楽しめます。
アウトドアリビングは、DIYなど工夫を凝らすことで楽しみ方のバリエーションが広がります。
例えば、人気のウッドデッキなら、ウッドデッキにつながる室内空間と同じ高さに設計することで、室内と一体化したような空間となります。
室内ではにおいが気になる焼肉などをしたり、のんびり日向ぼっこをしたり、子どもやペットの遊び場になったりと、活用法はさまざまです。
ただし、アウトドアリビングは風雨にさらされるので、最低でも年に1回は塗装の塗り直しや防腐処理などのメンテナンスが必要です。
DIY好きなど、塗り直しも楽しめる方だと苦にならないでしょう。
また、きれいに見えても、やはり屋外なので意外と砂埃がたまってしまいます。
掃き掃除やデッキブラシでの水洗いなど、定期的な掃除も必要ですよ。
屋外なので夏場には防虫対策も欠かせません。
虫除け剤を吊るす、外でウッドデッキで過ごすときには虫除けスプレーをするなどの虫対策をしましょう。
テラス・バルコニー
2階のテラスや屋上のバルコニーをアウトドアリビングにすることもできます。
広い庭がない家や、市街地で人目が気になる場合でも、広々とした空間で開放的に過ごせるでしょう。
テラスやバルコニーなら子どもやペットが飛び出していく心配もないため、のびのびと遊ばせることもできますよ。
土間・土間リビング
土間は屋外と室内の中間のような存在なので、家の中にいながらアウトドア感覚が味わえるのが魅力です。
玄関に広い土間を作れば、子どもが外で遊ぶためのおもちゃやベビーカー、テントなどのキャンプ用品や、スノーボードやサーフボードなどの大きなレジャーアイテムなどアウトドアグッズの収納スペースとしても活用できます。
土間は土や砂が落ちても掃除が楽で汚れやキズも気にならないので、アウトドアグッズのメンテナンスができる場所としても活躍しそうです。
屋外に設置する倉庫などとは違い、土間は風通しが良いため湿度が高くなりにくく、アウトドアグッズの収納スペースとしてもおすすめです。
土間から浴室につながるような間取りにすれば、アウトドアを楽しんだ後に汚れた体で帰ってきても、家の中を通ることなくお風呂に直行できて清潔に過ごせますよ。
また、玄関からつながる空間をリビングとし、リビングと土間を一続きにしたような間取りの「土間リビング」にするという方法もあります。
土間リビングとキッチンを近くに配置すれば、リビングの一角で汚れやすい作業ができるだけでなく、土がついた新鮮な野菜をいったん置いておいたり、生ゴミの一時的な置き場としても使えますね。
ただし、土間を広くすると他のスペースが圧迫されてしまうので、広さのバランスも大切です。
玄関の広さを決める基準などについては「玄関の広さはどう決める? 広く見せる工夫、収納の工夫も紹介!」もあわせてご覧ください。
ロフト
ロフトは、アイデア次第で楽しみ方のバリエーションが広がる空間です。
アウトドアで使う道具をインテリアとして使ってみたり、ゆっくり読書を楽しんだり、子どもたちと遊んだりなど、多目的に使うことができます。
ロフトは背が低いスペースなので、ちょっとした秘密空間のようなワクワク感も楽しめますよ。
また、部屋にロフトがあると、空間が広く見えるようになり、部屋の開放感が増します。
薪ストーブ
アウトドアな家の雰囲気をグッと高めてくれるアイテムが薪ストーブ。
たき火のやさしい暖かさが感じられ、火のゆらめきを楽しむのにも最適です。
ただし、近隣に住宅が多い場合は薪ストーブの煙がトラブルの原因になる可能性もあるため、立地によっては設置が難しいこともあります。
アウトドアな家は間取り以外に家具にもこだわって!
アウトドア風な間取りはコストもかかり、手をつけづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。
また、すでに家をお持ちの方は今から間取りを変えるのは難しいですよね。
そんな方におすすめするのが、家具でアウトドアな家を演出する方法。
アウトドアアイテムを家具として使えば、手軽にアウトドアの雰囲気を家に取り入れることができます。
ここからは家具としておすすめのアウトドアアイテムを紹介します。
アウトドアアイテムを使って、家の中を楽しい空間に変身させましょう。
ハンモックを置く
アウトドアの定番アイテムであるハンモックを置くだけで、アウトドアな家を演出できます。
インテリアとしてもおしゃれなだけではなく、昼寝や読書などをしてくつろぐことができ、リラックス感たっぷり。
ハンモックには、家の梁にぶら下げるタイプや、自立式のタイプがあります。
自立式のものであれば、時間帯や天候などによってリビングで使ったりベランダで使ったりと場所を移動したり、週末しか使わない場合は収納したりすることができます。
アウトドア風の柄の布地を置く
ファブリックをアウトドア風の柄に変えるだけでも、家の中でアウトドアをしているような雰囲気を楽しめます。
たとえば、ペンドルトン社の布の柄は、ネイティブアメリカンの伝統の柄をモチーフにしていることで有名です。
ペンドルトンのタオルブランケットは、ラグマットとして使ったり、アウトドアチェアに掛けたりなど、部屋にアウトドア要素のアクセントをつけるのにもってこいのアイテムです。
比較的リーズナブルで取り入れやすく、洗濯機で丸洗いできるので、家の中でアウトドアグッズを使うことに抵抗がある方にもおすすめです。
アウトドア用の椅子を使う
アウトドア用の椅子を家で使用してみるのも、アウトドア風な空間を作るのに効果的です。
アウトドアコットをソファーの代わりに使うのもおすすめですよ。
アウトドア用の椅子は軽くて折りたためるので収納や持ち運びがしやすく、クッション付きのタイプや、2〜3人で座れるフォールディングソファもあります。
ゆっくり座って読書やお茶をしたり、インテリアとして使ったり、自分好みの用途でアウトドア用の椅子を使ってみてはいかがでしょうか。
床へのキズや汚れが気になるという場合は、プレイマットやシート、ラグなども併用してみてくださいね。
椅子と一緒に机もアウトドア用のものを活用したり、キャンプラックに小物をディスプレイ収納したりするのもおすすめです。
アウトドアな家の間取りにするときの注意点
アウトドアな家の間取りにするときには注意点もあります。
目隠しが必要になるケースも多い
アウトドアな家の間取りは、屋外とつながるスペースを採用すると、室内から屋外へのアクセスが簡単になる反面、隣家や道路からの視線が気になってしまうことも。
プライバシーを確保してくつろぐためにも、フェンスやラティスなどの囲いをうまく設置して目隠しにしてみましょう。
アイアン素材のものや木のあたたかみを感じられるものなど、さまざまなテイストのものがありますので、アウトドアな家の雰囲気にあうものをセレクトすると良いですね。
ウッドデッキやテラスを利用するときには、サンシェードを使うと目隠しだけでなく日焼け防止にもなります。
目隠しに使うアイテムもインテリアの一部としてコーディネートすると楽しいですよ。
これから間取りを考える場合は、隣家との距離や方向も確認して、オープンなスペースが隣家と隣りあわないようにするなどの対策をしておくと良いでしょう。
コンセントの位置・数を確認する
アウトドアな家づくりをされる方は、DIYやアウトドアグッズの手入れなど、電源を使う場面も多いはず。
アウトドアグッズを置くスペースなどを作る場合は、電源の位置や数は使う目的にあわせて確認して設置しましょう。
アウトドアな家の間取りを取り入れた施工事例
間取りやインテリアを工夫することで、おしゃれで開放的なアウトドアな家づくりができるイメージが膨らんできたのではないでしょうか?
ここからは、実際にアウトドアな雰囲気の家を建てた事例を見てみましょう。
アクティブに暮らせる、明るくて開放的な家
キャンプや登山、スノーボードなどアクティブにアウトドアを楽しむ、北海道札幌市のIさまご夫婦が猫ちゃんと暮らすアーバンアウトドアなおうち。
吹き抜けやルーバーなどを採用して開放感たっぷりで、好きな洋服もたっぷり収納できるようウォークインクローゼットも2つ造ったこだわりの間取りです。
土間に手洗いのカウンターや棚をつけるなど、ご自分でDIYも楽しんでいらっしゃいますよ。
暖かい日にはお友達を呼んでBBQをしたり、ウッドデッキで食事を楽しんだりと、アウトドアな家での暮らしを満喫されているそうです。
アクティブな趣味を楽しむ土間のある家
2人の男の子の子どもさんがいる、北海道江別市のMさまご家族のおうち。
広い玄関土間はご主人の念願の間取り。
サーフィンやスノーボード、キャンプなど趣味が多く、ギアを土間に収納したり飾ったりして楽しんでいらっしゃいます。
土間は子どもたちにとっても秘密基地のようなスペースに。
おもちゃで遊んだりと活発に走り回っているようです。
今後は庭でプールをしたり、おうちキャンプをしたり、テントサウナも作りたいのだとか!
夢が広がりますね。
ウッドデッキでおうちキャンプを楽しめる家
ウッドデッキで子どもさんが遊ぶ姿が微笑ましい、北海道札幌市のSさまご家族のおうち。
キャンプや登山、スノーボードなど、アウトドア好きのご主人のギアを収納するために、広い玄関収納を作りました。
壁や床材にもこだわり、塗り壁や無垢材を採用。
無垢材のフローリングは心地良く、裸足で歩くと気持ち良いのが特徴です。
吹き抜けもあり、室内は太陽の光で明るく、広々としていますね。
天気が良い日はウッドデッキで子どもさんと一緒に水遊びやおうちピクニックをしたり、夫婦で朝のコーヒーや夜にはビールを楽しんだりと、家での暮らしを楽しんでいます。
「これなら間違いなし!キャンプ好きのための家・間取りとは」では、キャンプ好きのオーナー様が建てた施工事例の写真もたくさんご紹介しているので、ぜひご覧ください!
まとめ
●アウトドアな家の間取りにするには、ウッドデッキやテラス、バルコニーをアウトドアリビングとして活用するなどのアイデアがあります。
土間や収納スペースを工夫したり、ロフトを作るのも開放的でおしゃれな雰囲気を演出できますよ。
●間取り以外にも、ハンモックやアウトドア風のファブリック、アウトドア用品などを家具として置くことで、アウトドアな家にすることができます。
●アウトドアな家は外からの視線が気になることもあるため、フェンスやラティス、サンシェードで目隠しをするなど、プライバシー対策も忘れないようにしましょう。
●アウトドアが好きで、家でアウトドアな雰囲気を味わいたい方はもちろん、秘密基地のようなワクワクする空間に住みたい方も、アウトドアな家を検討してみてはいかがでしょうか。
アウトドアスタイルの家を建てるには、建築会社選びや建築会社との相談が重要です。
ナチュラル&スローな家を提供しているナチュリエは、自然素材の家や木の家の施工実績が数多くあるハウスメーカー。
家づくりのための相談会やセミナーを行っており、コーディネートの相談も受け付けているので、内装にこだわりたい方にもおすすめですよ。
間取りをアウトドア風にしたいと考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。